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朝ドラ あんぱん 舞台 高知県香美市香北町・南国市後免町ほか

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やなせたかしの故郷 高知県があんぱんの舞台

2025年前期の朝ドラ「あんぱん」で最初に登場する舞台は、高知県香美市香北町・南国市後免町などで、その後東京へと物語の舞台が移ると考えられます。

朝ドラ「あんぱん」のヒロイン・朝田のぶ(今田美桜)は、アンパンマンの生みの親であるやなせたかしの妻・小松暢(こまつのぶ)がモデルになっています。それだけにやなせたかしの故郷である高知県でそれも県内の香美市香北町や南国市後免町が舞台となっています。

朝ドラ あんぱん の舞台 高知県香美市・南国市

朝ドラ「あんぱん」の舞台となる高知県にあるNHK高知放送局では、すでに2025年春からの放送をひかえ、やなせたかしの地元である高知県香美市や南国市にスポットを当てています。

それでは高知県香美市・南国市はやなせたかしとどのようなゆかりがあるのでしょうか?

朝ドラ あんぱんと香美市香北町

やなせたかしは1919年に高知県香美郡香北町在所村で誕生しました。現在の高知県香美市香北町です。ここではやなせたかしは、実母・柳瀬登喜と実弟・柳瀬千尋と4歳のときまで住んでいました。

現在、高知県香美市香北町には香美市立やなせたかし記念館(高知アンパンマンミュージアム)が設立されています。

朝ドラ あんぱんと南国市後免町

やなせたかしが4歳のときに父・柳瀬清が中国の広東で亡くなると、弟・千尋は南国市後免町で内科小児科医「柳瀬医院」を経営していた、おじの柳瀬寛に養子として引き取られます。その後、やなせたかしも小学2年生のときにおじの柳瀬寛に引き取られ、この家で育つことになります。

朝ドラ あんぱん の舞台 東京編

朝ドラ「あんぱん」のあらすじでは舞台は高知から東京に移りますが、朝ドラ「あんぱん」の元ネタとも言える「アンパンマンの遺書」を読んでいると、朝ドラ「あんぱん」の東京編ではこんなところが舞台になるかもしれません。

東京高等工芸学校図案科(千葉大学工学部デザイン学科)

東京高等工芸学校図案科とは現在の千葉大学工学部デザイン学科のことで、やなせたかしは高知県立城東中学校(現在の高知県立追手前高校)を卒業したのち、浪人生活を経て東京高等工芸学校図案科に入学してデザインの勉強をします。

やなせたかしが在学していたとき、東京高等工芸学校の校舎は現在のJR田町駅のすぐそばにあったと言います。

大倉山駅(東急東横線大倉山駅)

「アンパンマンの遺書」によると、やなせたかしが上京して小松暢と新婚生活を始めたころ、2人は建築屋の下宿に住んでいたと言います。

その下宿は大倉山駅の駅前にあったそうですが、どこの路線の大倉山駅であるかは書かれていません。やなせたかしはこの下宿から日本橋にある三越に通勤していたそうですから、おそらくは神奈川県横浜市港北区にある、現在の東急東横線大倉山駅のことであると考えられます。

三越日本橋本店

やなせたかしは結婚後、三越日本橋本店宣伝部のデザイナーとして働き始めました。やなせたかしは戦前に兵隊として出征する前は、田辺製薬(現在の田辺三菱製薬)でもデザイナーとして勤務しており、その田辺製薬の建物は日本橋にあったそうです。東京・日本橋とやなせたかしは何か縁があるのかもしれません。

なおNHKドラマブログの「2025年度前期 連続テレビ小説『あんぱん』柳井嵩 役が決定!」の記事でも、やなせたかししがモデルになっている柳井崇(北村匠海)も、東京にある百貨店の宣伝部で働くという設定になっています。

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