ばけばけ 第22週 あらすじ 106話から110話
ばけばけ 106話 あらすじ
トキ(髙石あかり)は英語の勉強に励むが、なかなか上達しません。ある日、トキはロバート(ジョー・トレイメン)の家に遊びに行き、ラン(蓮佛美沙子)から英語の勉強方法を教わります。習った英語の方法をノートに記していくという方法です。
一方、ヘブン(トミー・バストウ)にはイライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)から手紙が届き、フィリピンでの滞在記を書かないかという手紙を受け取ります。報酬の他にフィリピンへの渡航費と2年間の滞在費も出してくれるというなかなかの好条件です。
ばけばけ 107話 あらすじ
ヘブンは第五高等中学校で同僚のロバートや作山(橋本淳)にフィリピン行きのことを相談すると、即答で行くべきだとアドバイス。イライザへの手紙には「心はフィリピンに向かっている」と記します。
やはりトキは英語の学習が進みません。ヘブンからは英語の勉強を終わりにしようと告げられます。そのことランに告げると、「ヘブンは一人でフィリピンに行くから気にしなくても良い」と変なアドバイスをされます。
ヘブンからフィリピン行きのことを知らされていないトキはパニックに。その帰り道、具合が悪くなったトキは、書生の丈(杉田雷麟)と正木(日高由起刀)に病院へ運ばれて診察を受けると、妊娠していることが判明。
ばけばけ 108話 あらすじ
病院から家に戻ったトキは家族のみんなに妊娠していることを報告。司之介(岡部たかし)もフミ(池脇千鶴)も大喜び。しかしトキはヘブンには妊娠したことを報告しないでおこうとします。
なぜなら自分が妊娠していることが分かれば、フィリピンの滞在記を書きたがっているヘブンを日本に引き留めることになると考えたからです。
ばけばけ 109話 あらすじ
実はヘブンも日本を離れてフィリピンに行くかどうか迷っていました。
ロバートとランに相談すると、ランはトキにフィリピン滞在記のことを話してしまったことを教えてもらい、日本滞在記で入った高額の印税を残して1人でフィリピンに旅立つことを決断。
数日後、意を決してフィリピン行きをトキに話そうとすると、トキは呼吸が浅くなり倒れてしまいます。このときヘブンはトキが妊娠していることを知り大喜び。迷いを断ち切り日本に留まることを決意しました。
ばけばけ 110話 あらすじ
1893(明治26)年11月、元気な子どもが産まれるようお百度参りをするヘブン。そのお百度参りから帰ると元気な赤ん坊の産声が。元気な男の子が産んだトキを労うヘブン、司之介、フミ。
その一方で司之介とフミは生まれてきた子どもの名前や国籍をめぐって、正木と話をしています。「同じ戸籍に入らないとヘブン、トキ、赤ん坊は同じ家族になれないのではないか」と。
この話を聞いたヘブンはトキに「シッカリ、ケッコン、シマセンカ」と切り出します。
ばけばけ 第22週 ネタバレ
熊本時代の小泉セツは小泉八雲から英語のライティングを学んでいた
第20週から始まった「ばけばけ」熊本編ですが、トキが英語学習に励む様子がしばしば描かれます。実在した小泉セツも小泉八雲の熊本時代(1891年11月から1894年10月まで)にかけては、英語の書き方を勉強していました。
「八雲の妻 小泉セツの生涯」では、このときハーンがセツのために専用の英文を書き与えたこと、そのノートは池田記念美術館に所蔵されていることを記しています。
One little boy is called Kazuo. He is eight years old. He has brown hair, and very pretty green eyes, like fair-girl, and a very nice skin. Sometimes he is very good and sweet;-then everybody loves him. But sometimes he is lazy, then I am angry with him.
ワン レタリ ボヲエ イヅ コヲリド エヽタ イヽリヅ オルド ブラオン ヘエル ベレ ビレテ グリーム アイズ ラエキ フヱレ ブベリ ナエシ スキン サンタイムス ベベリ グウド スエテ デン イブリバアデ ラブジ ヒン サムタイムス レゼ デン アム アングレ ウエト
長谷川洋二「八雲の妻 小泉セツの生涯」今井書店 193ページ
上記の英文はセツの英語筆記体学習ノートの一部を引用したものです。翻訳すると下記の文章になります。
ある小さな男の子がいます。名前は一雄。彼は八つになります。
茶色い髪に、まるで女の子のようにきれいな緑の目をしています。お肌もとてもなめらかで美しいのです。ときどきはとてもよい子で、かわいらしい子になります。——そんなときは、みんなが彼を大好きになります。
でも、ときにはなまけてしまうこともあって、そんなときは私は一雄に腹を立ててしまいます。
“Sometimes he is very good and sweet”というフレーズの後に、”;(セミコロン)”と”-(ハイフン)”の記号が使われています。
これは19世紀末から20世紀初頭の文体や書簡文で使われる表現です。感情的な間(ま)や抑揚を表すことで文章に口語的な親しみを持たせようとするハーンの配慮がうかがえます。
1893(明治26)年11月17日に小泉八雲・セツ夫妻の長男・一雄が誕生
第22週ではトキとヘブンの間に待望の男の子が生まれます。この男の子のモデルは、やはり1893(明治26)年11月17日に誕生した、小泉八雲とセツの長男である小泉一雄(1893~1965年)です。
小泉一雄は1917(大正6)年に早稲田大学を卒業後、1921(大正10)年まで拓殖大学教務課に勤務。その後、ミッチェル・マクドナルドが経営する横浜グランドホテルの倉庫係として働くことに。
ミッチェル・マクドナルドは小泉八雲の死後に、小泉家のために八雲の遺稿を整理したり、版権の代理人をしていた人物で、ゆくゆくは小泉一雄をホテルの後継者とするために、自分の手元に置いていました。
ちなみに「ばけばけ」でシャーロット・ケイト・フォックスさんが演じるイライザのモデルであるエリザベス・ビスランドは、小泉八雲の遺児である小泉一雄をアメリカに留学させることも考えていたようです。
なお主な著作は主な著作は「父小泉八雲」や「父「八雲」を憶う」。
なお、朝ドラ ばけばけのネタバレとあらすじを1話から最終回(125話)まで一気に読みたいという方は、「朝ドラ ばけばけ ネタバレ あらすじ 最終回まで」という記事を参考にしてくださ
ばけばけ 第22週 キャスト 相関図
ばけばけ 第22週 キャスト 相関図
ばけばけ 全体のキャスト 相関図
朝ドラ「ばけばけ」全体のキャスト一覧と相関図です。
ばけばけ 第22週 関連記事と参考文献
ばけばけ 第22週 関連記事
小泉八雲と結婚した小泉セツは熊本時代からではなく、松江時代からすでに英語の学習に励んでいました。その内容については下記の記事で言及しています。
さらに実在した小泉八雲・セツ夫妻の長男である小泉一雄については下記の記事で紹介しています。
ばけばけ 第22週 参考文献
今回の記事は以下の書籍を参考文献としています。

