あんぱんネタバレあらすじ第3週なんのために生まれて

2025年4月5日2025年4月13日

あんぱん第3週あらすじ 11話から15話

あんぱん 11話あらすじ

1935（昭和10）年、朝田石材店に朝田パン店が並んで商売を始めるようになって8年が経過しました。朝田のぶ（今田美桜）は、高智高等女学校の5年生で、妹の朝田蘭子（河合優実）は郵便局勤務で、さらに下の妹の朝田メイコ（原菜乃華）は高等小学校の2年生です。

一方、柳井家では、中学校に通う柳井崇（北村匠海）に将来の進路の話が持ち上がります。伯父・柳瀬寛（竹野内豊）は「将来、何になりたいのか？」と尋ねますが、崇は上手く答えられません。

ある日、朝田パン店に貴島中尉（市川知宏）という海軍士官がやってきます。女学校でのぶと再会した貴島中尉は、祭りの企画としてパン食い競争をの企画をしてみたらどうかと提案し、あんぱんを200個注文してくれました。

あんぱん 12話あらすじ

祭りの当日、一等の賞品がラジオということもありパン食い競争に出場する参加者たちの列がどんどん伸びていきます。その中に混じって女の子も並んでいますが、「女子はダメ」と排除されます。その様子を見たのぶは小学校の伊達先生（樫尾篤紀）に異議を唱えます。

こうして男性だらけのパン食い競争が始まる中、田川岩男（濱尾ノリタカ）と柳井千尋（中沢元紀）が集団から飛び出しますが、2人の後ろを追いかけてくる女性がいます。「ハチキンおのぶ」こと朝田のぶです。

あんぱん 13話あらすじ

パン食い競争のゴールまであと少しというところで、のぶは2人を追い越し1位でゴールイン。しかしのぶの優勝は取り消されてしまいます。そもそも女子には出場資格がないからです。

ただ1位でゴールしたと思った岩男は不正が発覚し取り消しに。繰り上げで1位になった千尋が優勝賞品のラジオを譲ってくれました。

翌朝から朝田家では優勝商品のラジオを使って、ラジオ体操が行われるようになります。その音楽につられて近所の子どもたちが集まってきた時に、のぶは「自分は学校の先生になりたい」と思いが強くなります。

あんぱん 14話あらすじ

のぶは御免与町を去る貴島中尉にお礼を述べ、自分は女子師範学校への進学を目指すと伝えます。

一方、崇は高知新報が主催する漫画の賞に応募した作品の入選が分かり、10円の大金を手にします。そのお金を狙って崇にかき氷をおごらせるヤムおんちゃんこと屋村草吉（阿部サダヲ）。

崇・千尋の兄弟と屋村の3人が海岸でかき氷を食べていると、のぶ・蘭子・メイコの朝田三姉妹も現れます。

あんぱん 15話あらすじ

何の音沙汰もなかった崇の母・柳井登美子（松嶋菜々子）が、柳井崇（北村匠海）・千尋兄弟の前に突然戻ってきます。どうも高知市内で再婚した家では上手くいかなかったようです。

8年間の年月のせいか崇は登美子と上手く話せません。しかし登美子は、崇が高知新報で漫画の賞を取ったことをめざとく見つけ、しきりに崇のことを褒めます。

ある日、柳井家で揃って朝食をとっているときに崇の弟・千尋が「医学ではなく法学の道に進む」と宣言。伯母・柳井千代子（戸田菜穂）は「誰が柳井医院を継ぐのか？」と慌てふためきますが、登美子は「崇が寛の跡を継いで医者になる」と自信満々に答えます。

あんぱん第3週ネタバレ

今田美桜さん・北村匠海さんが本格的に登場

第3週から朝田のぶ・柳井崇のキャストとして、今田美桜さんと北村匠海さんが本格的に登場されます。2人は旧制の高等女学校と中学校の学生という役柄です。

のぶが通う「高智高等女学校」のモデル

朝田のぶのモデルとなった小松暢さんは大阪で生まれ育っているため、大阪の女学校を卒業したと考えられます。よって「あんぱん」に登場する「高智高等女学校」という学校は、どこの女学校をモデルとしているかはっきりしたことは分かりません。

「高智高等女学校」のモデルとなる学校についての詳しい考察は、下記の記事を参考にしてください。

あんぱん高等女学校モデルの学校はどこ小松暢の高校

崇が通う「中学校」のモデル

一方、「あんぱん」で崇と千尋が通っている「中学校」のモデルははっきりしていて、旧制の高知県立城東中学校で現在の高知県立追手前高等学校にあたります。

あんぱん中学校モデル城東中学校今の高知県立追手前高校

やなせたかしさんも中学生のときに漫画の賞に入選していた

第3週では、中学生になった崇が新聞社が主催する漫画の賞を受賞して、10円の賞金を獲得するという話が登場します。

実在のやなせたかしさんも、城東中学在学時に欧文社（現在の旺文社）に漫画の投稿をしていて、かなりかなり入選していたそうです。やなせたかしさんはそのときのことを著作の「人生なんて夢だけど」でこう語っています。

人並に欧文社（現在の旺文社）から出ていた受験雑誌「受験旬報」を読んでいましたが、学科のところは飛ばして雑文と漫画ページだけ読んで、漫画の投稿を始めました。これが割合と入選率がよく、机の引き出しにメダルがゴロゴロでしたが、メダルもらってもしようがないですよね。

やなせたかし「人生なんて夢だけど」フレーベル館 75ページ

なお、朝ドラあんぱんのネタバレとあらすじを1話から最終回（130話）まで一気に読みたいという方は、「朝ドラあんぱんネタバレあらすじ最終回まで」という記事を参考にしてください。