「あんぱん」の蘭子には実在のモデルがいた
小松暢さんの妹・瑛さん
NHKの2025年前期朝ドラ「あんぱん」に登場する朝田蘭子(河合優実)は、小松暢さんの妹・曽我部(池田)瑛(えい)さんがモデルになっていると考えられます。
瑛さんは小松暢さんの2才下の妹で、暢さん同じく大阪の阿倍野高等女学校(現在の大阪府立阿倍野高等学校)を卒業されています。
瑛さんは「土佐のハチキン」「後免町の小学校の教員」
2025年5月18日に高知新聞が公開した記事によると、瑛さんに関して次のような記述があります。
そんな瑛さんが恋に落ちた相手が、今治市出身の曽我部鹿一さん。豪農の次男で、東京帝国大学卒。親から資産家の娘との結婚を命じられて「言いなりになりたくない」と反発し、南国市後免町で小学校の教員をしていたという。今治の親は2人の結婚に大反対だったそうだが、「控えめに見えても土佐のハチキン。意志が強かったんでしょう」。
「土佐のハチキン」・「南国市後免町で小学校の教員をしていた」という事実は、朝ドラ「あんぱん」では、朝田蘭子ではなく、今田美桜さん扮する朝田のぶの設定に反映されていますね。
「あんぱん」の朝田のぶも御免与町では「ハチキンおのぶ」と言われたり、御免与尋常小学校で教員をしています。
小松暢さんから大金を任された瑛さん
後年、小松暢さんはやなせたかしさんの仕事が忙しくなったときは、妹の瑛さんにやなせさんの仕事に関する金銭を出納する「金庫番」を任せるようになったそうです。
やなせさんの仕事が忙しくなってきた時期で、「暢さんはいきなり、通帳と金庫の鍵を母に渡したそうです。母が『こんな大金、怖い』と言うと、暢さんは『あなたを信用している』と」。
朝ドラ「あんぱん」では朝田蘭子は郵便局に勤めているという設定です。郵便局で働いていると郵便貯金のために、お客さんから大金を預かることもあります。
朝田蘭子が郵便局に勤めているというドラマの設定は、小松暢さんが妹の瑛さんに会社の大金を任せていたことからきているのでしょうか?
朝ドラ「あんぱん」では戦後、朝田のぶも柳井崇も高知を出て上京するという設定です。河合優実さん扮する朝田蘭子も、瑛さんのように2人に続いて上京するのか、先の展開が気になるところです。
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