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ばけばけ ネタバレ あらすじ 第16週

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ばけばけ 第16週 あらすじ 76話から80話

ばけばけ 76話 あらすじ

「レフカダ・ヘブン」として書き溜めてきた日本滞在記がついに完成。トキ(髙石あかり)は完成記念パーティーを開くことになります。

ばけばけ 77話 あらすじ

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ばけばけ 80話 あらすじ

ばけばけ 第16週 ネタバレ

日本滞在記とは「知られぬ日本の面影(1894年)」のことか

レフカダ・ヘブンが日本にやってきたのは、新聞記者として日本滞在記を書くためです。「ばけばけ」の中でもこの滞在記に関する話題が何度も登場してきました。

この日本滞在記とは小泉八雲が1894(明治27)年にホートン・ミフリン社から出版した「知られぬ日本の面影」をモデルにしているのではないでしょうか。「知られぬ日本の面影」は小泉八雲が日本に滞在時代に初めて出版した本として知られています。

「知られぬ日本の面影」には論文や小説も収録されていますが、メインは出雲地方を中心とした地誌・風俗誌・名勝紀行です。

なお東京帝国大学文科大学(現在の東京大学文学部)で小泉八雲に師事していた英文学者の田部隆次は、「小泉八雲 ラフカディオ・へルン」の第十六章において、小泉セツの語りがもとになっている「知られぬ日本の面影」の箇所(第21章「日本海に沿うて」・第24章「魂について」・第25章「幽霊と化け物について」)を紹介しています。

「ばけばけ」の「松江新報」とは「松江日報」あるいは「山陰新聞」がモデルか

また「ばけばけ」ではかもめんたるの岩崎う大さんが演じる、「松江新報」の記者・梶谷吾郎が登場します。「ばけばけ」の梶谷は普段からヘブン先生のことを何かと記事にしようと、女中であったトキの前によく現れていましたね。

1890(明治23)年に実在した小泉八雲が来日し松江を訪れたときは、当時の松江では外国人そのものが珍しかったようです。

「ばけばけ」の梶谷が所属している新聞社は「松江新報」ですが、実在した「山陰新聞」と「松江日報」が小泉八雲(当時はラフカディオ・ハーン)の動向をよく報じていました。

島根の地元紙が報じる八雲に関する記事には私生活を報道したゴシップ的なものもあったようですが、松江の人々がいかに八雲を敬愛していたことが分かる記事が多かったようです。

例えば、1890(明治23)年9月14日付けの「松江日報(173号)」には以下の記事が掲載されています。

お雇い教師へルン氏。本邦に在留せる西洋人はとかく自国の風を固守し我邦の事物を目して野蛮なり未開なりと悪しざまに批評する癖あれども、今度本県に雇い入れられたるお雇教師へルン氏は感心にも全く之に反して、日本の風俗人情を賞賛すること切(しき)りにして其身も常に日本の衣服を着して日本の食物を食し、只管(ひたすら)日本に癖(へき)するが如き風あり、

田部隆次 小泉八雲 ラフカディオ・へルン(中公文庫)167ページ

ちなみにこの「松江日報」の記事を読むと、小泉八雲は富田旅館(「ばけばけ」の花田旅館のモデル)に逗留しているときの服装は常に浴衣であったとあります。

そういえば「ばけばけ」のヘブン先生もプライベートな時間でくつろいでいるときは常に浴衣ですね。

なお、朝ドラ ばけばけのネタバレとあらすじを1話から最終回(125話)まで一気に読みたいという方は、「朝ドラ ばけばけ ネタバレ あらすじ 最終回まで」という記事を参考にしてくださ

ばけばけ 第16週 キャスト 相関図

ばけばけ 第16週 キャスト 相関図

ばけばけ 全体のキャスト 相関図

朝ドラ「ばけばけ」全体のキャスト一覧と相関図です。

ばけばけ 第16週 関連記事と参考文献

ばけばけ 第16週 関連記事

小泉八雲が日本に滞在していた期間に発表した作品は常に妻・小泉セツの助力がありました。それは再話文学の語り手(ストーリーテラー)としてだけではなく、現地での取材に同行するという形でのサポートもしています。

こうした小泉セツが小泉八雲の作品に貢献した内容の詳細については下記の記事が参考になるでしょう。

ばけばけ 第16週 参考文献

今回の記事は以下の書籍を参考文献としています。

NHK出版
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著:長谷川 洋二
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