ばけばけ 第20週「アンタ、ガタ、ドコサ。」から熊本編が開始
熊本に行くのはヘブン・トキ・司之介・フミ・永見・丈・正木
NHKの2025年朝ドラ「ばけばけ」の第19週ではヘブン(トミー・バストウ)がトキ(髙石あかり)を始めとした松野家の人たちに熊本への移住を提案し、第20週の96話から熊本での生活が始まります。
松野家から熊本に移住するのは、ヘブン・トキ・司之介(岡部たかし)・フミ(池脇千鶴)の4人。また松江からヘブンについていく人たちとして、専属車夫の永見(大西信満)と松江中学の教え子であった丈(杉田雷麟)と正木(日高由起刀)。
さらに熊本で雇った女中のクマ(夏目透羽)が加わり、熊本における松野家の構成は以下のとおりです。
ばけばけ 松野家 熊本における家族構成
| キャスト | 役名 | 役柄 | 実在のモデル |
|---|---|---|---|
| 髙石あかり | 松野トキ (まつのとき) | 主人公。熊本で新しい生活を始める | 小泉セツ (こいずみせつ) |
| トミー・バストウ | レフカダ・ヘブン | 英語教師として熊本・第五高等中学校に赴任 | 小泉八雲 |
| 岡部たかし | 松野司之介 (まつのつかさのすけ) | トキの養父。トキ・ヘブンと生活を共にする | 稲垣金十郎 (いながききんじゅうろう) |
| 池脇千鶴 | 松野フミ (まつのふみ) | トキの養母。トキ・ヘブンと生活を共にする | 稲垣トミ (いながきとみ) |
| 大西信満 | 永見剣造 | ヘブン専属の車夫 | |
| 夏目透羽 | クマ | 松野家の女中 | お米・松・お梅 |
| 杉田雷麟 | 錦織丈 (にしこおりじょう) | 松野家の書生。錦織友一の弟。 | 西田精 |
| 日高由起刀 | 正木清一 (まさきせいいち) | 松野家の書生。 | 石原喜久太郎と落合貞三郎 |
実在した小泉八雲も熊本時代は大所帯だった
松野家は熊本に来たばかりに関わらず大所帯のようです。
実在した小泉八雲・セツ夫妻も、1894(明治24)年11月に第五高等学校(現在の熊本大学)に赴任するために熊本へ引越しをしたときも大所帯だったようで、「ばけばけ」の設定は史実を反映した演出であると言えるでしょう。
「八雲の妻 小泉セツの生涯」では松江から熊本への引越しの様子をこのように説明しています。
杵築の夏から三ヶ月を経た十一月、ハーンが第五高等学校の招聘に応じ、夫婦は女中と車夫の四人連れで中国山地を越えて、九州に向かった。熊本での月給は松江の倍で、手取本町(てとりほんちょう)の広い屋敷(現在移築保存)には、金十郎・トミ・万右衛門が同居することになった。
(中略)
彼らのほかに、出雲の今市(いまいち)の出で八百に代わっていた女中のお米(よね)(奉公始め十九歳)、松江の西洋料理屋から引き抜いて呼び寄せた松(まつ)、熊本に来てから雇い入れたお梅(うめ)がおり、さらには高浜家の信喜代など、入れ替わっては寄食するものが絶えず、時には家中が大いに賑わった。長谷川洋二 八雲の妻 小泉セツの生涯 (潮文庫) 152ページ
2026年1月13日にNHKは夏目透羽さんが演じる松野家の女中・クマを朝ドラ「ばけばけ」の新たな登場人物として紹介しています。
おそらくこのクマという女性は熊本の小泉家で女中として働いていた、お米・松・お梅をモデルにしているのではないかと考えられます。
大所帯の松野家で長男・勘太が誕生
大所帯の松野家ですが、第22週ではさらに家族が1人増えることになっています。トキとヘブンの間に元気な男の子が生まれ、続く第23週においてこの男の子は「勘太(かんた)」と名付けられます。
勘太という名前の男の子は、1893(明治26)年11月15日に小泉八雲・セツ夫妻の長男として誕生した小泉一雄(1893~1965年)がモデルになっていると考えられます。
小泉一雄は、小泉八雲の遺稿を収集・整理した人物として知られ、主な著作に「父小泉八雲」や「父「八雲」を憶う」があることで知られています。
ばけばけ 熊本に行く? 関連記事と参考文献
ばけばけ 熊本に行く? 関連記事
「ばけばけ」に登場するヘブンが熊本に移住しようとする理由は、実在した小泉八雲が松江を離れて熊本に移住した史実をある程度反映させているようです。「ばけばけ」で熊本編が始まる理由は下記の記事を参考にしてください。
また熊本編が描かれる第20週以降の「ばけばけ」のあらすじ・ネタバレ・吹き出しは下記の記事を参考になるでしょう。
- 朝ドラ ばけばけ ネタバレ あらすじ 最終回まで
- ばけばけ 今後のあらすじ 吹き出しで 第19週から第23週まで
- ばけばけ 今後のあらすじ 熊本 熊本編は第20週から第23週まで
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ばけばけ 熊本に行く? 参考文献
今回の記事は以下の書籍を参考文献としています。
