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あんぱん ネタバレ あらすじ 第10週 生きろ

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目次

あんぱん 第10週 あらすじ 46話から50話

あんぱん 46話 あらすじ

第9週「絶望の隣は希望」45話屋村草吉(阿部サダヲ)が「朝田パン」を去った理由が明かされます。

実はヤムおんちゃんは、第一次世界大戦(1914~1918年)に日本人義勇兵としてイギリス軍に従軍した経験があることを、釜じいこと朝田釜次(吉田鋼太郎)に語り出しました。

若いころヤムおんちゃんは、東京の銀座でパン職人として修行をしているうちにカナダへ密航。そこからヨーロッパに渡り、塹壕戦の悲惨な実態を目にします。何日もの間、塹壕の中でうずくまり倒れていく仲間や、空腹のあまり乾パンを貪って食べた記憶が赤裸々に語られます。

あんぱん 47話 あらすじ

1941年12月8日(日本時間)、日本軍はハワイの真珠湾に停泊しているアメリカ海軍の艦艇を攻撃。日米の間で太平洋戦争が始まります。翌年の年明けから小麦粉が配給制となり、「朝田パン」はパンを焼くこともなくなっていました。

東京では、東京高等芸術学校のクラスメイトであった辛島健太郎(高橋文哉)が、軍隊に自分に赤紙(召集令状)が届いたことを柳井崇(北村匠海)に告げます。2人にとっての「最後の晩餐」はカレーライスでした。

あんぱん 48話 あらすじ

辛島健太郎が軍隊に入営するために福岡に帰った数日後、高知市内の若松家では若松次郎(中島歩)が、予定よりも早く航海から帰ってきました。

若松のぶ(今田美桜)は喜びますが、次郎は早く帰れた理由を、自分が乗る船が軍に徴用され兵員や武器弾薬を輸送する船に改装されるためであると告げます。

つまり、これから次郎の航海は海軍の輸送艦と同様に、常に敵の駆逐艦や潜水艦の標的となるという意味です。のぶは絶句して次郎に返す言葉も見つかりません。

あんぱん 49話 あらすじ

のぶは御免与尋常小学校で教えている生徒・紀子の兄が徴兵された話を聞きます。もう兄に会えなくなってしまうのではないかと恐れる紀子に対して、のぶは「日本は戦争に勝ってお兄さんは必ず帰ってきます」と励まします。

しかし、のぶ自身も本心から日本が戦争に勝てるとは思えません。生徒に本音で接することができなくなったことを朝田蘭子(河合優実)に相談。すると「愛国の鑑(あいこくのかがみ)にも悩みがあるのか」と言われてしまいます。

そのころ、東京にいる崇のもとに御免与町への帰郷を促す電報が。崇にもとうとう赤紙がやってきました。

あんぱん 50話 あらすじ

崇は高知に駐屯している連隊に入隊するために御免与町に帰省し、出征する日がやってきます。町の商店街には崇の出征を祝う幟や大勢の人だかりができる中、母・柳井登美子(松嶋菜々子)の姿も。

登美子は崇に向かって「必ず生きて帰ってこい」と「非常識な発言」を繰り返しますが、「愛国の鑑」であるのぶも登美子に同調。2人まとめて憲兵に連行されそうになり、崇がとりなすことでなんとか逮捕されることを免れます。

高知で招集された崇はすぐに小倉の連隊に転属。新しい連隊では、ただならぬ雰囲気を放つ八木信之介(妻夫木聡)と名乗る上等兵と出会います。

あんぱん 第10週 ネタバレ

やなせたかしさんも軍隊に招集された

第10週「生きろ」の後半では柳井崇が兵隊として招集され、軍隊に入隊するまでのお話になっています。柳井崇のモデルとなったやなせたかしさんも、戦争中、陸軍に招集され軍隊に在籍した経験をお持ちです。

やなせたかしさんが兵隊として最初に配属されたのは、九州・小倉の野戦重砲隊という部隊でした。

田舎だったらいくらか見劣りするだろうと郷里の高知で徴兵検査をうけたが、近眼だったことを除いては何も悪いところがなく、第一乙種で合格して、天に代りて不義をうつの歌におくられて入隊した。なんと入隊したのは郷里の高知の聯隊ではなく、九州小倉の野戦重砲隊であった。

やなせ たかし. アンパンマンの遺書 (岩波現代文庫) (p. 56). (Function). Kindle Edition.

入隊する前のやなせたかしさんは、製薬会社のグラフィックデザイナーとしてペンを持つことが仕事でしたが、野戦重砲隊では小銃よりもさらに重い砲弾や砲身を担ぐことが任務となりました。

若松次郎の危険な航海について

若松のぶの夫・若松次郎は軍に徴用された船で航海することになります。いくら改造が施されたといっても元は商船です。日本郵船歴史博物館の記事が示すように、改造船は駆逐艦などの艦艇と比べて船のスピード・防御性などの性能が劣りました。

にもかかわらず敵にとって攻撃価値が高い輸送船に乗って航海することは、崇のように陸軍に兵隊として取られるよりも危険な任務だったのです。

なお、海上での危険な輸送任務にあたる船を、台湾とフィリピンの間に横たわり「魔の海峡」とも呼ばれたバシー海峡で警戒任務に従事していたのが、「あんぱん」の柳井千尋(中沢元紀)のモデルとなった、駆逐艦「呉竹」乗組士官の柳瀬千尋中尉でした。

なお、朝ドラ あんぱんのネタバレとあらすじを1話から最終回(130話)まで一気に読みたいという方は、「朝ドラ あんぱん ネタバレ あらすじ 最終回まで」という記事を参考にしてください。

あんぱん 第10週 キャスト 相関図

朝ドラ「あんぱん」第10週「生きろ」に登場するキャスト一覧です。

あんぱん 第10週 関連記事

「あんぱん」10週「生きろ」は戦争がテーマとなっています。戦争に関連するセリフである「愛国の鑑」や、崇が小倉の連隊で出会う八木信之介上等兵が、第10週とそれ以降のドラマを読み解く「鍵」となるでしょう。

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