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あんぱん ネタバレ あらすじ 第13週 サラバ 涙

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目次

あんぱん 第13週 あらすじ 61話から65話

あんぱん 61話 あらすじ

1946(昭和21)年1月、朝田家とのぶ(今田美桜)には戦争が終わった後の辛い現実が待ち受けていました。戦後の食糧難は一向に改善せず、朝田家の食事には野菜だけの汁がわずかに並ぶだけ。

さらに日本を占領している連合国軍総司令部(GHQ)からの強い指示もあって、それまでの軍国主義的な教育が学校から一掃。「愛国の鑑」として教壇に立ってきたのぶの立場は厳しいものとなります。

冬のある日、のぶは若松次郎(中島歩)が肺結核で入院している病室を訪れ、次郎に教師を辞めることを伝えます。そのとき次郎は猛烈な速さでノートに何か記号のようなものをメモ。のぶにこれは速記であると教えます。

それから数日後、次郎は喀血が止まらなくなり、帰らぬ人となります。

あんぱん 62話 あらすじ

次郎の初七日が済んだ数日後、柳井家には柳井崇(北村匠海)が戦地から復員してきました。伯母・柳井千代子(戸田菜穂)とお手伝いの宇戸しん(瞳水ひまり)は喜んで崇を出迎えますが、同時に弟・柳瀬千尋(中沢元紀)は戦死したことが明らかになります。

一方、のぶは次郎の遺品となったカメラに取り組むことに。高知大空襲の焼け跡が生々しく残る高知市内を歩いていると、のぶは復員してきた崇と再会。のぶは崇に教師を辞めることを伝え、これから自分は生きてて良い存在なのだろうかと尋ねます。

あんぱん 63話 あらすじ

のぶは次郎の遺品となった本で速記の猛勉強を始めます。次郎の母・節子も、のぶの母・羽多子(江口のりこ)も、何かに取り組むのぶの姿を見て一安心。特に節子は、のぶには若松家に縛られることなく自由に生きてほしいようです。

一方、御免与町の柳井家に、崇と東京の芸術学校で同級生だった辛島健太郎(高橋文哉)が訪れます。聞けば福岡にいる家族は無事だったものの、戦災で家が全壊したとのこと。

健太郎は崇と一緒に何か仕事をするために、高知にやって来たと言います。

あんぱん 64話 あらすじ

のぶは速記の練習をするために闇市に。人々のコミュニケーションの内容を書き取るためです。

その中に質の悪い酒を飲んで大声で演説する2人組の男性たちがいます。東海林と名乗る男性は、のぶが速記をできることに気がつき、自分の名刺を渡して「高知新報」の編集局で働かないか誘ってくれます。

翌日、のぶは採用してもらおうと「高知新報」を訪れると、しらふに戻っていた東海林は困り顔に。ただ近々、入社試験があることは教えてくれました。

あんぱん 65話 あらすじ

「高知新報」の採用試験に挑むのぶ。筆記試験と、記者としての実地試験が行われた後、最後の面接試験に臨むことに。しかし面接試験では霧島という人物だけが、のぶが戦時中に「愛国の鑑」として「高知新報」の記事に掲載されたことを問題にします。

霧島はのぶが思想的に問題がある人物として、採用リストから外そうとしますが、東海林は全てを正直に話すのぶに好感を持ち採用することを決定します。

あんぱん 第13週 ネタバレ

若松次郎のモデル 小松総一郎さんも戦後に亡くなる

1946(昭和21)年の冬の出来事として、若松次郎が肺結核で亡くなります。若松次郎のモデルで、小松暢さんの最初の夫である小松総一郎さんも1945(昭和20)年に亡くなっています。

次郎が戦後に亡くなる設定は、戦後に小松総一郎さんが亡くなったことをモデルとしていると考えられます。

復員したときに弟・柳瀬千尋さんの戦死を知らされたやなせたかしさん

崇が戦地から御免与町の実家に復員すると、伯母の千代子から弟・千尋が戦死したことが伝えられます。

この描写はやなせたかしさんの著作「アンパンマンの遺書」でも語られていて、柳瀬千尋さんが駆逐艦「呉竹」の乗組士官として戦死したことをモデルとしていると考えられます。

復員船は無事に佐世保に着いた。DDTを頭からふりかけられ、港で解散式があった。
どうやって列車に乗ったかは、もう覚えていない。しかし車窓から見る日本は想像した以上に荒廃していた。特に広島は一面の焦土で何もなかった。
四国に渡り、故郷の高知県に入ると昔と同じ山河があった。南国市後免町の家もそのままだった。
伯母(ぼくはお母さんと呼んでいた)も元気だった。
「お母さんただ今帰りました」
伯母は泣き出した。もうひとりの小さい叔母も涙ぐんだ。
「チイちゃんは死んだぞね」
と伯母は言った。

やなせ たかし. アンパンマンの遺書 (岩波現代文庫) (p. 72). (Function). Kindle Edition.

のぶのモデル・小松暢さんも戦後、高知新聞社に採用される

第13週のラストで、のぶは高知新報に採用されることになります。のぶのモデルとなった小松暢さんも、1946(昭和21)年高知新聞社に戦後初の女性記者として採用されました

「あんぱん」のドラマの中で戦争が終わった時期に、のぶが「高知新報」に採用される設定は、実在の小松暢さんが高知新聞社に採用された事実をもとに作られていると考えられます。

なお、朝ドラ あんぱんのネタバレとあらすじを1話から最終回(130話)まで一気に読みたいという方は、「朝ドラ あんぱん ネタバレ あらすじ 最終回まで」という記事を参考にしてください。

あんぱん 第13週 キャスト 相関図

朝ドラ「あんぱん」第13週「サラバ 涙」に登場するキャスト一覧です。

あんぱん 第13週 関連記事

「あんぱん」の第13週では戦争は終わったものの、のぶや崇の身内の人たちが亡くなっていくというお話です。次郎や千尋がどのような最期であったのかは下記の記事を参考にしてください。

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