あんぱん 第22週 あらすじ 106話から110話
あんぱん 106話 あらすじ
1966(昭和41)年の春、崇(北村匠海)は「まんが教室」や作詞の仕事が忙しくしている一方で、おなかを空かせた人たちにあんぱんを配るヒーローの漫画を出版社に売り込んでいましたが、全く相手にされません。
その一方で崇は詩も書き留めていて自費出版の詩集をのぶ(今田美桜)・蘭子(河合優実)・メイコ(原菜乃華)の三姉妹にプレゼント。
ある日、蘭子が出入りしている八木信之介(妻夫木聡)の会社「九州コットンセンター」にその詩集を置いていくと、八木が崇の詩を絶賛します。
あんぱん 107話 あらすじ
「九州コットンセンター」には出版のノウハウがないにも関わらず、八木はわざわざ出版部署を立ち上げて崇の詩集を売り出そうとします。
そうして出来上がった詩集「愛する歌」は当初の予想に反して、好調な売れ行きを見せ重版。さらに第二集の発行も決める勢いを見せることに。
あんぱん 108話 あらすじ
のぶが崇と仕事の話をしていて羨ましいと言うメイコ。どうやら夫の健太郎(高橋文哉)は家で仕事の話などは一切していない様子で、メイコと健太郎の夫婦仲は怪しい雰囲気です。
ある日、健太郎が崇の自宅に立ち寄った時、のぶは詩集「愛する歌」の「えくぼの歌」のページを開き、「これはメイコ」の歌だと言い出します。
あんぱん 109話 あらすじ
「愛する歌」を読んだ読者から崇のもとに続々とファンレターが届きます。その中には中里佳保と言う小学校4年生の手紙がありました。手紙にはとても感動したと言う言葉が綴られ、嬉しくなった崇は返信の中に「いつでも遊びに来てください」と添えます。
すると佳保は祖父の砂男とともに崇の自宅を訪問します。
あんぱん 110話 あらすじ
1967(昭和42)年の5月。のぶと崇は四谷のマンションに引っ越し。高知に住む母・羽多子(江口のりこ)を呼び寄せ同居を開始します。
その頃、崇は急遽「やさしいライオン」と言うラジオドラマの脚本を書き上げました。母を失った赤ちゃんライオンの武ブルブルと子供を失った母犬・ムクムクの物語です。
放送された「やさしいライオン」はやがて大きな反響を呼ぶことになります。
あんぱん 第22週 ネタバレ
「九州コットンセンター」とは「山梨シルクセンター」のこと
「あんぱん」の第22週「愛するカタチ」では、崇が軍隊に在籍していたときの上官であった八木が、自分の会社である「九州コットンセンター」で詩集を出版しようと話を持ちかけます。
この「九州コットンセンター」とは「山梨シルクセンター」という会社がモデルと考えられ、「山梨シルクセンター」は、キティちゃんのキャラクターでおなじみの株式会社サンリオの前身にあたる会社です。
実は株式会社サンリオの社史を確認すると、1966(昭和41)年にやなせたかしさんの初の詩集である「愛する歌」を出版したことが記されています。
これらのことから「あんぱん」に登場する八木信之介のモデルとは、株式会社サンリオの創業者である辻信太郎さんであることが分かるでしょう。
実際に5万部も売れた詩集「愛する歌」
崇が作詞し、「九州コットンセンター」が出版した「愛する歌」は「予想に反して売れた」という設定になっています。
やなせたかしさんも当初、「山梨シルクセンター」から出版された「愛する歌」は売れることはないと見込んでいたようです。
ところがサイン会を兼ねた販売会を開くと、銀座でも大阪でもどこでも売れて、最終的には5万部も売れ、第五集まで続くことになります。
取引のあった「三愛」でもサイン会をすることになり、現場へ行ってキモをつぶしました。女性の下着売り場の真ん中でサイン会。なぜ下着売り場だったんですかね?
ところが奇跡が起きて意外にも大好評!大阪の三愛店でもまた下着売り場でサイン会。女性下着売場で詩集のサイン会したのは恐らく空前絶後ではないかと思います。やなせたかし「人生なんて夢だけど」フレーベル館 161ページ
なお、朝ドラ あんぱんのネタバレとあらすじを1話から最終回(130話)まで一気に読みたいという方は、「朝ドラ あんぱん ネタバレ あらすじ 最終回まで」という記事を参考にしてください。
あんぱん 第22週 キャスト 相関図
朝ドラ「あんぱん」第22週に登場するキャスト一覧です。
あんぱん 第22週 関連記事
「あんぱん」の第22週のキーパーソンは妻夫木聡さん扮する八木信之介です。その八木信之介は「あんぱん」の前半にも登場し、「戦友殿」や「上等兵殿」と言われていました。
さらに「あんぱん」の後半に登場する八木は株式会社サンリオの創業者・辻信太郎さんがモデルになっていると考えられます。それぞれの詳細については下記の記事で確認することができます。
