あんぱん 第24週 あらすじ 116話から120話
あんぱん 116話 あらすじ
再会した屋村(阿部サダヲ)に触発され「あんぱんを配るおじさん」の漫画を描き始める柳井崇(北村匠海)。一方、手嶌治虫(眞栄田郷敦)から依頼された長編アニメーション映画「千夜一夜物語」のキャラクターデザインの納期が迫っていました。
あんぱん 117話 あらすじ
あんぱん 118話 あらすじ
あんぱん 119話 あらすじ
あんぱん 120話 あらすじ
あんぱん 第24週 ネタバレ
やなせたかしさんとフレーベル館との繋がり
やなせたかしさんは長編アニメーション映画「千夜一夜物語」を手伝ってくれたお礼として、手塚治虫さんが経営する虫プロを自由に使って短編アニメーションを作っても良いというオファーを受けます。
そこでやなせたかしさんの初監督作品として「やさしいライオン」を完成させ、1970(昭和45)年に公開。「やさしいライオン」は毎日映画コンクールのアニメ部門で大藤賞を受賞することになります。
さらに「やさしいライオン」は絵本でも多く売れることになり、やなせたかしさんはフレーベル館という絵本に大変強い出版社と繋がりが深くなります。
絵本「あんぱんまん」がフレーベル館から出版
「フレーベル館」は1973(昭和48)年に月刊絵本「キンダーおはなしえほん」10月号に「あんぱんまん」を掲載した出版社です。「アンパンマン」と片仮名ではなく、「あんぱんまん」としてタイトルが平仮名となっているのは、幼児が読者となることを想定してのことです。

「あんぱんまん」の絵本でもっとも描きたかったことについて、やなせたかしさんは著作の「アンパンマンの遺書」でこう語っています。
この最初の絵本で、ぼくが描きたかったのは、顔を喰べさせて、顔がなくなってしまったアンパンマンが空を飛ぶところだ。
顔がないということは、無名ということ。ボオ氏と考え方は同じである。
ぼくは、これは売れないなと思ったし、編集部でも評判が悪くて、
「やなせさん、こんな本はこれ一冊にしてください。やなせさんの本質はやっぱり『やさしいライオン』のような絵本ですよ。あんな本を書いて下さい」
と言われた。やなせ たかし. アンパンマンの遺書 (岩波現代文庫) (p. 176). (Function). Kindle Edition.
現在からすると「アンパンマン」がお腹を空かせた人のために、あんぱんでできた顔を食べさせるということは、すっっかりおなじみです。
ですが絵本「あんぱんまん」が出版された当時は、こうした表現はフレーベル館の編集部でさえも受けが良くなかったそうです。
幼児たちの間で「あんぱんまん」が大ヒット
もっとも幼稚園・保育所向けの月刊絵本として子供たちの手に渡るようになった「あんぱんまん」は、大人たちの予想に反して子どもたちの手に渡り、じわじわと人気を得ていきました。
当時、多くの幼稚園や保育所には子どもたちに何回も読まれて、ボロボロになった「あんぱんまん」の本があったそうです。
こうして「あんぱんまん」の人気は子どもたちからどんどん広がっていき、大人気のロングセラー作品となります。
なお、朝ドラ あんぱんのネタバレとあらすじを1話から最終回(130話)まで一気に読みたいという方は、「朝ドラ あんぱん ネタバレ あらすじ 最終回まで」という記事を参考にしてください。
あんぱん 第24週 キャスト 相関図
朝ドラ「あんぱん」第24週に登場するキャスト一覧です。
あんぱん 第24週 関連記事
やなせたかしさんの代名詞ともなった「あんぱんまん」が誕生するきっかけを作ったのは、「漫画の神様」とも言われた手塚治虫さんです。朝ドラ「あんぱん」ではその手塚治虫さんをモデルとして手嶌治虫を登場させています。
実在したやなせたかしさんと手塚治虫さんはどのような関係であったのか、詳細については下記の記事を参考にしてください。

