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「あんぱん」の岩男 戦死の意味とは
岩男はリンに銃撃される
NHKの朝ドラ「あんぱん」第12週「逆転しない正義」で、兵長の田川岩男(濱尾ノリタカ)が戦死します。岩男は所属する部隊の駐屯地で歩哨をしているときに、中国人の少年で便衣兵のリンに拳銃で銃撃されたためです。
岩男が襲撃されたあと、八木信之介上等兵が駆け寄り衛生兵を呼び寄せますが、深手を負っているため助かることはありませんでした。
リンが岩男を襲う理由
リンには岩男を殺害する理由がありました。1年前、岩男の部隊はゲリラ討伐の名目でリンの両親が住む村を攻撃し、岩男はリンの母親を射殺していたからです。
リンの母親のことを知っていた岩男は、自分を撃ったリンを決して恨むことなくそれどころか「よくやった」と言って息を引き取ったのは、1年前のゲリラ討伐のことがあったからでしょう。
「卑怯者」になれなかった岩男
岩男の戦死は第11週「軍隊は大きらい、だけど」の55話で、八木信之介上等兵が崇に伝えた「戦争から生きて戻りたかったら卑怯者になれ」という言葉と繋がります。
岩男は日本に妻子がある身であったにも関わらず、「卑怯者」になれなかったため、リンに撃たれ生き残ることができなかったからです。
ただ岩男の戦死を受けて、「卑怯者」とはどういうことか、八木信之介も崇も分からなくなってきました。
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