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風、薫る 初回(1話)の見どころ 2026年3月30日放送

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目次

風、薫る 初回放送日とあらすじ

風、薫る 初回放送日

NHKの2026年前期朝ドラの「風、薫る」の初回(1話)は2026年3月30日月曜日にNHK総合・NHKBS・BSプレミアム4Kなどで放送されます。

「風、薫る」の放送時間や放送日程などについては下記の記事を参考にしてください。

風、薫る あらすじ

NHKが2025年1月24日に朝ドラ「風、薫る」の制作を発表したときのあらすじは以下の通りです。

明治18(1885)年、日本で初めて看護婦の養成所が誕生したのを皮切りに、次々と養成所が生まれた。そのうちの1つに、物語の主人公・一ノ瀬りんと大家直美は運命に誘われるように入所する。不運が重なり若くしてシングルマザーになった、りん。生まれてすぐ親に捨てられ、教会で保護されて育った直美。養成所に集った同級生たちは、それぞれに複雑な事情を抱えていた。手探りではじまった看護教育を受けながら、彼女たちは「看護とは何か?」「患者と向き合うとはどういうことか?」ということに向き合っていく。
りんと直美は、鹿鳴館の華といわれた大山捨松(おおやま すてまつ)や明六社にも所属した商人・清水卯三郎(しみず うさぶろう)らと出会い、明治の新しい風を感じながら、強き者と弱き者が混在する“社会”を知り、刻々と変わり続けていく社会の中で“自分らしく幸せに生きること”を模索していく。
養成所卒業後、二人は同じ大学病院でトレインドナースとしてデビュー。まだ理解を得られていない看護の仕事を確立するために奮闘の日々を送っていたが、りんは程なくして職場を追われることに。一方、アメリカ留学を夢見る直美は渡航直前に思わぬできごとに巻き込まれ・・・。
やがて、コレラや赤痢などさまざまな疫病が全国的に猛威をふるい始める。一度は離れ離れになった二人だったが、再び手を取り、疫病という大敵に立ち向かっていく。

2026年度前期 連続テレビ小説「風、薫る」制作のお知らせ | NHKドラマ

「風、薫る」のあらすじに関しては以下の記事でも言及しています。合わせて参考にしてください。

風、薫るの原案について

2026年前期朝ドラ「風、薫る」には原作はありません。

実在の人物をモチーフとしますが、激動の時代を生きた二人のナースとその仲間たちの波乱万丈の物語として大胆に再構成されます。ただその原案として「明治のナイチンゲール 大関和物語」が採用されています。

また「風、薫る」はドラマとしてどれぐらい実話に近づけているかは下記の記事が参考になるでしょう。

風、薫る ヒロインとモデル

一ノ瀬りん(見上愛)のモデル 大関和について

「風、薫る」は明治時代のトレインドナースとなった女性たちのバディドラマです。主人公の一人である一ノ瀬りん(見上愛)さんのモデルは、大関和(1858~1932年)さんです。

大関和さんは明治時代に「トレインドナース」となり、明治・大正期を通じて看護婦という職業の確立に多大な貢献・尽力をされました。その活躍ぶりから「明治のナイチンゲール」とも呼ばれています。

大関和さんがどんな人物で何をしたのかについては下記の記事が参考になるでしょう。

大家直美(上坂樹里)のモデル 鈴木雅について

「風、薫る」のもう1人の主人公は大家直美(上坂樹里)です。大家直美のモデルは、鈴木雅(1857~1940年)さんです。

鈴木雅さんは明治時代に「トレインドナース」となり、日本で最初の派出看護婦会を設立するなど、明治期を通じて看護婦という職業の確立に多大な貢献・尽力をされました。

鈴木雅さんがどんな人物で何をしたのかについては下記の記事が参考になるでしょう。

風、薫る そのほかのキャスト

一ノ瀬りんや大家直美以外に「風、薫る」に登場する人物や、そのモデルになった人物については、それぞれ下記の記事を参考にしてください。

トレインドナース・派出看護婦会について

「トレインドナース」と「派出看護婦会」というキーワード

NHKは2025年1月24日に「風、薫る」の制作発表をしたときの記事で、「トレインドナース」や「派出看護婦会」といった現代の日本では聞き慣れない医療用語を紹介しています。

おそらくこの2つの単語は「風、薫る」の初回から最終回までを貫くキーワードとなるでしょう。

トレインドナースとは

「トレインドナース(trained nurse)」とは系統的・組織的な教育訓練を受けた正規の看護師のことを指します。

現代の日本で看護師と呼ばれる人は、いわば全員が「トレインドナース」ですが、大関和さんや鈴木雅さんが明治時代中期にトレインドナースとなったころ、現在の看護師に相当する人々は必ずしも「トレインドナース」ではなかったのです。

明治時代において看護師に相当する人たちはどんな状況だったかについては、下記の記事が参考になるでしょう。

派出看護婦会とは

「派出看護婦会」とは主に明治時代から昭和初期に存在した医療サービス団体のことで、正規の看護婦資格を持ったトレインドナースを個人宅に派遣して、患者に対しさまざまな看護サービスを提供していました。

鈴木雅さんは日本で最初に個人経営の派出看護婦会である「慈善看護婦会(のちに東京看護婦会と改称)」を設立し、さらに大関和さんは会を鈴木雅さんから継承し、キリスト教主義の「大関看護婦会」に発展させます。

派出看護婦会は現代の医療制度でいう訪問看護ステーションに似ているところもありますが、明治時代に派出看護婦会の置かれた状況を理解しておくと、「風、薫る」を初回からどんな話であるかを理解しやすくなるでしょう。

著:田中ひかる
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