朝ドラ 次の次 「おむすび」→「あんぱん」→「ばけばけ」
2025年後期朝ドラとして「ばけばけ」の制作が発表されました。「ばけばけ」は朝ドラ第113作で、朝ドラ「おむすび」の次の次、朝ドラ「あんぱん」の次に放送される朝ドラとなります。
2024年後期朝ドラ 第111作 「おむすび(ヒロイン:橋本環奈)」(2025年3月29日金曜日まで)
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2025年前期朝ドラ 第112作 「あんぱん(ヒロイン:今田美桜)」(朝ドラ 次)
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2025年後期朝ドラ 第113作 「ばけばけ(ヒロイン:髙石あかり)」(朝ドラ 次の次)
2024年9月30日から放送が始まった朝ドラ「おむすび」を起点として「朝ドラ 次」、「朝ドラ 次の次」の流れを図にするとこんな感じになります。
朝ドラ 次の次 ばけばけとは?
NHKは朝ドラ「ばけばけ」について、2024年6月12日にNHKドラマブログの記事において、モデル・脚本家・あらすじ・ドラマの舞台地について発表しています。
朝ドラ ばけばけ モデルは小泉セツ
朝ドラ「ばけばけ」は旧・松江藩の没落士族の娘・松野(まつの)トキがヒロインとなります。この松野トキのモデルは小泉セツです。小泉セツは明治時代の小説家・日本研究者である小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻です。
小泉セツ 1868-1932
松江藩家臣の小泉家の次女として生まれ、直後に稲垣家の養女になる。没落した家を支えるため11歳から織子として働く。1886年に結婚するも、1年で夫は出奔。その後、松江に英語教師として赴任してきたラフカディオ・ハーンのもとで住み込みで働くようになり、当時珍しかった国際結婚をする。再話文学の語り手として、ハーンの著作に大きく寄与した。
朝ドラ ばけばけ 脚本家
「何も起きない物語を書いています。」で始まるコメントを発表しているのは「ばけばけ」の脚本家であるふじきみつ彦さんです。ふじきみつ彦さんのプロフィールは以下の通りです。
早稲田大学卒業後、広告代理店勤務を経てコント、小劇場の世界へ。
シティボーイズライブ等でコントを書く一方、演劇では日本の不条理劇の第一人者・別役実氏に師事。その後、「みいつけた!」などEテレでテレビ脚本を書き始める。
主な執筆作に、NHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」(第30回橋田賞受賞)、テレビ東京「デザイナー渋井直人の休日」「きょうの猫村さん」、WOWOW「撮休シリーズ」、映画「子供はわかってあげない」(沖田修一監督と共同脚本)、岡部たかし・岩谷健司の演劇ユニット「切実」、舞台「muro式」。日常の些細な出来事を独特の笑いをまじえて描く会話劇が得意、と周りから言われる。
朝ドラ ばけばけ あらすじ
2024年6月12日にNHKドラマブログの記事では、朝ドラ「ばけばけ」の【物語】として、以下のような文章が公表されています。おそらくこの【物語】が朝ドラ「ばけばけ」のあらすじとなるのでしょう。
明治時代の松江。松野トキ(まつの・とき)は、怪談話が好きな、ちょっと変わった女の子です。松野家は上級士族の家系ですが、武士の時代が終わり、父が事業に乗り出すものの失敗。とても貧しい暮らしをすることになってしまいます。世の中が目まぐるしく変わっていく中で、トキは時代に取り残されてしまった人々に囲まれて育ち、この生きにくい世の中をうらめしく思って過ごします。
極貧の生活が続き、どうしようもなくなったトキのもとに、ある仕事の話が舞い込んできます。松江に新しくやってきた外国人英語教師の家の住み込み女中の仕事です。外国人が珍しい時代、世間からの偏見を受けることも覚悟の上で、トキは女中になることを決意します。その外国人教師はギリシャ出身のアイルランド人。小さい頃に両親から見放されて育ち、親戚をたらい回しにされたあげく、アメリカに追いやられ、居場所を探し続けて日本に流れ着いたのでした。
トキは、初めは言葉が通じない苦労や文化の違いにも悩まされます。ところが、お互いの境遇が似ている事に気が付き、だんだんと心が通じるようになっていきます。しかも、二人とも怪談話が好きだったのです!
へんてこな人々に囲まれ、へんてこな二人が、夜な夜な怪談話を語り合うへんてこな暮らしが始まります――。
朝ドラ ばけばけ ヒロインは?
朝ドラ「ばけばけ」は制作発表時にヒロインを発表していません。どなたかにオファーをするのではなく、ヒロイン・松野トキと、その相手役で小泉八雲に相当する役はオーディションで決めるとのことです。
この記事を作成した2024年10月8日現在、オーディションは締め切られていますが、誰がキャストされたかについては発表されていません。
松野トキ 役 髙石あかり 小泉セツのモデル
NHKは2024年10月29日火曜日、ヒロイン・松野トキ 役(小泉セツがモデル)として髙石あかりさんを起用することを発表しました。髙石あかりさんとは
ヘブン 役 トミー・バストウ 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)のモデル
NHKは2024年11月27日水曜日に2024年エミー賞受賞ドラマ「SHOGUN将軍」にて、メインの⼀⼈であるマルティン・アルヴィト司祭役を演じたこともある、トミー・バストウさんを小泉八雲をモデルとした、ヘブン役として起用することを発表しました。