朝ドラ あんぱん 六原永輔(ろくはらえいすけ)のモデル
六原永輔とは
2025年前期NHK朝ドラ「あんぱん」で藤堂日向さんが扮する六原永輔(ろくはらえいすけ)とは、新進気鋭の演出家で、百貨店を退職してフリーになった柳井崇(北村匠海)に舞台芸術の仕事を依頼します。
この六原永輔のモデルは永六輔(1933~2016年)さんで、日本の放送作家・演出家・作詞家で、戦後のテレビ界をけん引された人物です。
なお「あんぱん」の六原永輔は、8月11日から8月15日に放送予定の第20週「見上げてごらん夜の星を」以降に登場します。
あんぱん 六原永輔の役柄
気鋭の演出家・作詞家・構成作家。ひらめき型の天才で、変わり者。 嵩にミュージカル「見上げてごらん夜の星を」の舞台美術を依頼する。
藤堂日向(とうどうひなた)さん プロフィール
1995年生まれ、愛知県出身。NHKではBSプレミアム「照子と瑠衣」に出演
永六輔さんとやなせたかしさん
永六輔さんとやなせたかしさんの出会い
永六輔さんとやなせたかしさんの出会いは、1960(昭和35)年に大阪のフェスティバルホールで行われる「見上げてごらん夜の星を」で、永六輔さんがやなせたかしさんに舞台芸術を依頼したことに始まります。
ただし、それ以前にやなせたかしさんは永六輔さんと面識は全くなく、永六輔さんがやなせたかしさんの自宅に突然やってきたそうです。
ある日の午後のこと。玄関のベルが鳴って、ジーンズをはいたやせた長身の青年が、「ぼく永六輔です。お願いがあってやってきました」といきなり切り出しました。
永六輔は戦後青島幸男、前田武彦とほとんど三人そろって売り出してきた人気者で、戦前には全くないタイプ。名前は知っていましたが異業種界の人なので面識はなく、このときが全くの初対面。なぜ未知のぼくに頼みにきたのか今でも不明です。やなせたかし「人生なんて夢だけど」フレーベル館 131ページから132ページ
永六輔さんの人脈から「手のひらを太陽に」が誕生
永六輔さんが演出をしたミュージカル「見上げてごらん夜の星を」を通して、やなせたかしさんは音楽スタッフをしていた作曲家・いずみたくさんと知り合うことになります。
のちに2人は、やなせたかしさんが作詞、いずみたくさんが作曲した歌「手のひらを太陽に」を発表し、さらに歌手で女優の宮城まり子さんが歌を担当し、1961(昭和36)年に大ヒットさせることになりました。
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