あんぱん 第20週 あらすじ 96話から100話
あんぱん 96話 あらすじ
柳井崇(北村匠海)が三星百貨店を退職することを決意。フリーランスとなり、「独創漫画派」という漫画家集団に所属することに。しかし漫画家としての崇はパッとせず、良い仕事が回ってきません。
そのため家計は、もっぱら代議士秘書としての、のぶ(今田美桜)が支えることになりますが、そののぶも薪鉄子(戸田恵子)から解雇を言い渡されます。
あんぱん 97話 あらすじ
クビになったものの気丈に振る舞うのぶ。漫画の仕事はないのにたくさんあるかのごとく振る舞う崇。しかし、のぶは崇の母・登美子(松嶋菜々子)には自分が解雇されたことを伝えました。
さらに登美子は、崇には漫画の仕事がたくさんあることについても見栄を張っているだけと指摘されてしまいます。
あんぱん 98話 あらすじ
1960(昭和35)年、のぶは薪鉄子に紹介された会社で働き続け、蘭子(河合優実)は会社員の傍らで週刊誌に映画の批評記事を書くようになっていました。
ある日、のぶ・蘭子・メイコ(原菜乃華)の三姉妹の前に六原永輔(藤堂日向)という売れっ子作曲家が現れます。聞けば崇にミュージカル「見上げてごらん夜の星を」の舞台芸術を依頼したいとのこと。
あんぱん 99話 あらすじ
ミュージカル「見上げてごらん夜の星を」は大成功に終わり、その打ち上げの席で崇が六原永輔の歌詞を褒めると、英輔は「柳井さんにだって書けます」と言います。
さらにその数日後には、いせたくや(大森元貴)が崇を訪ねて「自分が作曲をするから歌詞を書いてほしい」と頼みにきました。しかし崇は「自分は漫画家だ」と言って、良い返事をしません。
あんぱん 100話 あらすじ
崇のたくやのやり取りを聞いていたのぶは、崇に作詞をするよう勧めます。しかし崇は「自分の仕事に口出ししないでほしい」と強い口調。
しかしある日曜日に雑貨店の雇われ店長をしている八木信之介(妻夫木聡)を訪ねると、なんとそこには店で働いているのぶの姿が。のぶにだけ苦労をかけて済まないと思った崇は、のぶに謝ります。
そのとき停電が発生し、懐中電灯を灯して手を透かしてみると真っ赤な血が流れていることに気がつきます。「手のひらを太陽に」の詩が生まれる瞬間です。
あんぱん 第20週 ネタバレ
やなせたかしさんは「独立漫画派」に所属
「あんぱん」の第20週「見上げてごらん夜の星を」では、崇が百貨店を辞めて漫画家として独立します。
その際「独創漫画派」という漫画家集団に所属することになりますが、これは戦後に数多く存在した漫画家団体の1つである、「独立漫画派」という団体をモデルにしていると考えられます。
やなせたかしさんは三越の宣伝部に在籍していた当時から、会社員勤務の合間を縫って、銀座二丁目にあった事務所に顔を出しては仕事の相談をしたり、銀ブラをしていたそうです。
しかしやなせたかしさんは、当時のことを思い出して漫画家としてやっていけるのかどうか自信はなかったと回想されています。
ぼくもサラリーマン稼業ながら、セミプロ程度になっていましたが、プロの原画を見るととてもかなわないと思って情けなかったですね。杉浦幸雄の原画のペンの走り方、その繊細な線は印刷では全く分かりません。
やなせたかし「人生なんて夢だけど」フレーベル館 121ページ
六原永輔とは放送作家・永六輔のこと
また第20週「見上げてごらん夜の星を」では新進気鋭の演出家・六原永輔が登場します。この六原永輔とは戦後のテレビ界を牽引した放送作家の永六輔さんがモデルです。
「あんぱん」では六原永輔が手がけるミュージカル「見上げてごらん夜の星を」の舞台芸術を崇に依頼するとなっていますが、実際のやなせたかしさんと永六輔さんの出会いも全く同じです。
1960(昭和35)年のある日、永六輔さんが突然、やなせたかしさんの自宅に訪問して、初対面にもかかわらずいきなり「見上げてごらん夜の星を」の舞台芸術の担当を依頼したそうです。
なおこのやなせたかしさんは「見上げてごらん夜の星を」を通じて、作曲家のいずみたく(朝ドラ「あんぱん」のいせたくやのモデル)さんと知り合うことになりました。
なお、朝ドラ あんぱんのネタバレとあらすじを1話から最終回(130話)まで一気に読みたいという方は、「朝ドラ あんぱん ネタバレ あらすじ 最終回まで」という記事を参考にしてください。
あんぱん 第20週 キャスト 相関図
朝ドラ「あんぱん」第20週に登場するキャスト一覧です。
あんぱん 第20週 関連記事
「あんぱん」の第20週では六原永輔の登場がお話のキーとなります。その六原永輔のモデルとなった永六輔さんは、やなせたかしさんがいずみたくさんと知り合い、宮城まり子さんと一緒に「手のひらを太陽に」というヒット曲を生み出すきっかけとなります。
その辺の人間関係については、下記の記事を参考にしてください。
