あんぱん 第21週 あらすじ 101話から105話
あんぱん 101話 あらすじ
漫画家として売れる気配がない柳井崇(北村匠海)は詩を書いてみることに。その詩を読んだいせたくや(大森元貴)が作曲をして歌を作ってくれました。
こうして誕生した「手のひらを太陽に」という歌は子供向け番組の「みんなのうた」で紹介され大ヒット。それでも崇は八木信之介(妻夫木聡)から、「苦しくても漫画を描き続けろ」と言われます。
あんぱん 102話 あらすじ
ある日、のぶは勤めていた会社を突然解雇されて家に帰ってくると、そこには人気歌手・白鳥玉恵(久保史緒里)と仕事の打ち合わせをしている崇の姿が。
その白鳥玉恵にデレデレした崇の様子に戸惑うのぶは、登美子(松嶋菜々子)に相談しに行きます。すると登美子から「これを機に家庭に入れば」とアドバイスされます。
あんぱん 103話 あらすじ
崇はNHKに勤務している辛島健太郎(高橋文哉)から依頼を受け、「まんが教室」という番組の漫画の先生役で出演することに。第1回の生放送の日、落語家の立川談楽に絵描き歌を歌ってもらい、動物の絵を描こうとしてますが緊張して失敗しています。
そんなときのぶの母・羽多子(江口のりこ)と、崇が軍隊にいるときに一緒に中国戦線で戦っていた今野康太(櫻井健人)が一緒に上京してきました。
あんぱん 104話 あらすじ
ある日、崇がいせたくや(大森元貴)とテレビドラマの脚本の打ち合わせをしていると、たくやは今どんな漫画を描いているのかと尋ねてきます。すると崇は「自分には漫画の才能はない。それよりも他の仕事に打ち込んでいる方がラク」と「逃げ」を打っているような答えが。
のぶがどうして漫画を描かないのかと問い詰めると、たくやに問われた時と同じ答えをした上で、「口出しするな」と放言。これに呆れたのぶは蘭子(河合優実)の家に家出をしてしまいました。
あんぱん 105話 あらすじ
のぶと崇のケンカは長引きます。のぶは高知に帰る前の羽多子と登美子に銀座のカフェで会うことに。
登美子からは言いたいことがあれば思い切って言えとアドバイスされ、羽多子からはきちんと正面から向き合えと釘をさされます。それらの言葉を聞いたのぶは何者にもなれなかった自分に腹が立っていたことに気がつき山登りを始めることに。
その頃、崇はのぶの言葉を思い出しながら、再び漫画を描き始めます。
あんぱん 第21週 ネタバレ
「手のひらを太陽に」誕生秘話
「あんぱん」の第21週では漫画家として目が出ない柳井崇が詩を作り、その詩に基づいていせたくやが作曲をした歌は「手のひらを太陽に」という大ヒット曲が誕生します。
「手のひらを太陽に」とはまさに実在したやなせたかしさんが作詞をして、いずみたくさんが作曲をしたことで生まれた歌です。
実際に「手のひらを太陽に」を作詞した当時のやなせたかしさんは、「食うにも困る」というほどの貧窮した生活はしていなかったものの、漫画家としてはかなり暇だったそうです。
そのため仕事場で懐中電灯で遊んでいて、なんとなく手を翳したときにできた詩が「手のひらを太陽に」でした。
一九六一年、米国の新大統領ケネディが軍隊をキューバに上陸させようとして失敗したその頃、ぼくの漫画の仕事は徐々に減り始めて、民放のラジオとかその他いろんな仕事をして食べるには困らなかったものの、漫画集団の仲間は先輩も後輩も大活躍なのに自分だけが冬の谷間でひとりぼっちみたいな気分でやるせなかったですね。
それでも弱みは見せず、仕事もないのに徹夜して仕事場で詩とも言えないようなものを書いたりしたんですね。退屈だから仕事場にあった懐中電燈を自分の手のひらに当てて子どものときのレントゲンごっこを思い出して遊んでいたら、血の色がびっくりするほど紅くてきれいで見惚れてしまいました。
そのときに「手のひらを太陽にすかしてみれば」というフレーズが浮かんだのです。やなせたかし「人生なんて夢だけど」フレーベル館 135ページから136ページ
「みんなのうた」とはNHKで放送中の「みんなのうた」のこと
「手のひらを太陽に」は「みんなのうた」という番組で歌われることになりますが、この「みんなのうた」とはNHKが現在も放送している「みんなのうた」のことです。
やなせたかしさんが作詞し、いずみたくさんが作曲した「手のひらを太陽に」は女優で歌手の宮城まり子さんが歌うことになり、1962(昭和37)年の2月から3月にかけ、NHKの「みんなのうた」で放送されることになります。
さらに「手のひらを太陽に」は1965(昭和40)年の年末に行われたNHKの「紅白歌合戦」でも披露される歌にもなりました。
なお、朝ドラ あんぱんのネタバレとあらすじを1話から最終回(130話)まで一気に読みたいという方は、「朝ドラ あんぱん ネタバレ あらすじ 最終回まで」という記事を参考にしてください。
あんぱん 第21週 キャスト 相関図
朝ドラ「あんぱん」第21週に登場するキャスト一覧です。
あんぱん 第21週 関連記事
「あんぱん」の第21週では「手のひらを太陽に」がお話のキーアイテムです。その「手のひらを太陽に」が誕生し、大ヒットさせた人物には、作詞を担当したやなせたかしさん以外にも、作曲を担当したいずみたくさんや、歌手の宮城まり子さんがいます。
やなせたかしさんといずみたくさん・宮城まり子さんの関係については下記の記事を参考にしてください。
