あんぱん 第25週 あらすじ 121話から125話
あんぱん 121話 あらすじ
八木(妻夫木聡)が経営するキューリオが立ち上げた雑誌「詩とメルヘン」の売れ行きは好調。そこで八木は崇(北村匠海)に「詩とメルヘン」でアンパンマンの連載を始めてみればどうかと提案します。
1976(昭和51)年、「詩とメルヘン」1月号「熱血メルヘン・怪傑アンパンマン」の連載が始まりますが、あまり話題にならず最終回を迎えることに。しかしいせたくや(大森元貴)は「怪傑アンパンマン」を大人向けミュージカルにしないかと崇を誘います。
あんぱん 122話 あらすじ
「怪傑アンパンマン」のミュージカル制作が動き出します。といっても崇は多忙を極めており、俳優や制作スタッフに「怪傑アンパンマン」のコンセプトを伝える役目はのぶ(今田美桜)が行うことに。
そんな中、キューリオ社内の「詩とメルヘン」の編集部に、田川和明という男性が訪問。なんと田川岩男(濱尾ノリタカ)の息子で、岩男の戦死の理由を教えてほしいと言うのです。
あんぱん 123話 あらすじ
「怪傑アンパンマン」のミュージカルの準備は着々と進んでいきます。崇も気合を入れてアンパンマンの登場シーンをスタッフたちに説明。しかしチケットの売れ行きが芳しくありません。
空席だらけになることが目に見えている中、のぶと蘭子(河合優実)は屋村(阿部サダヲ)が働くパン工場に赴いて、「怪傑アンパンマン」のためにあんぱんを焼いてほしいと頼み込みます。
あんぱん 124話 あらすじ
空席だらけの状態で「怪傑アンパンマン」が始まろうとしたその時、のぶが教えている茶道の弟子である中尾星子(古川琴音)が姿を現します。どうやら星子は本気でアンパンマンのことが好きなようです。
さらに劇場の外に目をやると、なんと大人に連れられた大勢の子供たちの姿が。その中には先日、キューリオを訪ねてきた田川親子の姿もありました。
あんぱん 125話 あらすじ
「怪傑アンパンマン」のミュージカルが大成功に終わったのち、大量のあんぱんを運んできた屋村の姿が。どうやら八木がスポンサーとなって、劇場であんぱんを配るよう依頼したようです。
子供たちにあんぱんを配り終えた屋村は崇にアンパンマンの感想を口にし始めます。
あんぱん 第25週 ネタバレ
「詩とメルヘン」
第25週「ばいきんまん誕生」では、崇が八木の会社で発刊する雑誌「詩とメルヘン」の編集長となります。
実在のやなせたかしさんも、1973(昭和48)年に株式会社サンリオ(旧・山梨シルクセンター)の辻信太郎社長と組んで、「詩とメルヘン」を季刊で出版することになります。
雑誌の創刊に必要となる資金の120万円はサンリオから出してもらい、やなせたかしさんは編集長を引き受けることに。
120万円という金額は雑誌が一冊も売れないことを想定して、損失に耐えうる額に設定したそうですが、予想に反して「詩とメルヘン」の売り上げは好調。初版で用意した1万5,000部はあっという間に売り切れて、第五版まで増刷することができたそうです。
さらに「詩とメルヘン」は季刊誌から月刊誌に格上げとなりますが、やなせたかしさんが「詩とメルヘン」の編集のために割く労力は大変なものになったと言います。
「怪傑アンパンマン」 ミュージカルとなったアンパンマン
さらに第25週では「怪傑アンパンマン」がミュージカルとなって登場します。ミュージカル「怪傑アンパンマン」は実話のことで、作曲家のいずみたくさんがやなせたかしさんに話を持ちかけたことができっかけでした。
しかし、アンパンマンというキャラクターには奇妙な人気があることが解った。
あの頃の読者も、もう良い年になられたと思う。思い出の中に残っているだろうか。
或る日、突然いずみ・たくから電話がかかってきた。
「やなせさん、アンパンマンをミュージカルにしようよ」
「ええっ!そりゃまだ本気ですか」
このアンパンマンの最初のミュージカルを見た人は、とても少ないと思う。大劇場じゃなくて、六本木のいずみ・たくが稽古場に建てたフォンテーヌビルの地階で上演した。七十人ぐらいしか入らないせまい劇場でアンパンマンをやるのだから、こんなところに客が来るのかどうか心配だった。やなせ たかし. アンパンマンの遺書 (岩波現代文庫) (p. 182). (Function). Kindle Edition.
1973(昭和48)年に大人向けミュージカルとして始まったアンパンマンのミュージカルは、やなせたかしさんの予想に反して、20年間続くことになります。
ちなみにミュージカル「アンパンマンと勇気の花」の挿入歌「進め!アンパンマン号」は、いずみたくさんが生前に作曲した絶筆の作品となります。
なお、朝ドラ あんぱんのネタバレとあらすじを1話から最終回(130話)まで一気に読みたいという方は、「朝ドラ あんぱん ネタバレ あらすじ 最終回まで」という記事を参考にしてください。
あんぱん 第25週 キャスト 相関図
朝ドラ「あんぱん」第25週に登場するキャスト一覧です。
あんぱん 第25週 関連記事
「あんぱん」の第25週のキーパーソンは妻夫木聡さんが演じる八木信之介と、大森元貴さんが演じるいせたくやです。それぞれの役柄や、やなせたかしさんとの関係については下記の記事を参考にして下さい。
- 八木信之介(やぎしんのすけ)モデルは辻信太郎さん・新屋敷上等兵
- 辻信太郎さんとやなせたかしさん 詩集「愛する歌」の出版
- いせたくや モデル いずみたくがモデル 朝ドラ あんぱん
- あんぱん ネタバレ いせたくや アンパンマンの音楽を担当

