あんぱん 第8週 あらすじ 36話から40話
あんぱん 36話 あらすじ
1939（昭和14）年、御免与尋常小学校に赴任して1年半が経過した朝田のぶ（今田美桜）。受け持ちの四年一組では綴り方の授業が行われています。どうやらのぶは教師の仕事が板についてきたようです。
一方、東京では柳井崇（北村匠海）と辛島健太郎（高橋文哉）が銀座の街を歩いています。華やかだった街並みが徐々に戦時色に変わり、歩いていてもちっとも楽しくありません。
そんなとき朝田家では国防婦人会の女性たちが「産めよ増やせよ」と釣書（つりがき）を持ち込んできます。つまり「のぶに早く結婚せよ」と迫っているのです。
あんぱん 37話 あらすじ
のぶにお見合いの日がやってきます。お相手の男性は若松次郎（中島歩）。「ぱたごにあ丸」という船の一等機関士です。
のぶは、次郎が父・朝田結太郎（加瀬亮）と縁がある人物であることに惹かれますが、まだ自分は結婚をする気はないと縁談を断ります。
ただこの頃のぶは崇とはすっかり縁が切れたように感じています。
あんぱん 38話 あらすじ
のぶと次郎のお見合いから数日が過ぎたある日、役場の兵事係が朝田家を訪れます。なんと原豪（細田佳央太）が中国で戦死したことを知らせる公報を持ってきたのです。
豪の死に呆然とする朝田家の一同。愛弟子を失ったことで悲嘆にくれる釜じいこと朝田釜次（吉田鋼太郎）。のぶは小学校の先生という立場上、戦死した豪を「愛国の鑑（あいこくのかがみ）」や「英霊（えいれい）」として褒め称えなければなりません。
妹・朝田蘭子（河合優実）は、豪が出征する前に婚約をしていたことを知っているにもかかわらず。
あんぱん 39話 あらすじ
あんぱん 40話 あらすじ
妹の蘭子に本心を見透かされたのぶは、苦しい心のうちを見合い相手だった次郎に打ち明けます。
次郎はのぶの気持ちを否定することなく、「戦争が終わったときに備えて心の荷物を下ろす準備をしましょう」とアドバイス。この助言が心に響いたのぶは、結婚する気がなかった気持ちを翻して、次郎のプロポーズを受け入れます。
婚約が決まった朝田家では家族一同が祝福してくれる中、ヤムおんちゃんこと屋村草吉（阿部サダヲ）だけが、崇の気持ちを案じるのでした。
あんぱん 第8週 ネタバレ
やなせたかしさんは東京田辺製薬に就職
第8週「めぐりあい わかれゆく」では崇は製薬会社に就職することが決まります。崇のモデルであるやなせたかしさんも東京高等工芸学校（現在の千葉大学工学部デザインコース）を卒業した後、東京田辺製薬（現在の田辺三菱製薬株式会社）に就職しました。
その時、ぼくは既に東京田辺製薬の宣伝部に就職がきまっていた。愚かなことに、製薬会社に勤めれば薬を安く父にまわせるかもしれない、少しは役にたつだろう、と考えたので
やなせ たかし. アンパンマンの遺書 (岩波現代文庫) (p. 50). (Function). Kindle Edition.
やなせたかしさんによると、当時の東京田辺製薬は「ちっぽけな会社であった」と回想されていますが、著作の「アンパンマンの遺書」ではデザイナーとしてそれなりに充実した生活を送っていたことが綴られています。
若松次郎のモデルは小松総一郎さん
第40話ではのぶは次郎のプロポーズを受け入れて、1939年12月に婚約をします。のぶのモデルとなった小松暢さんも1939年に日本郵船株式会社の一等機関士をしていた小松総一郎さんと結婚をしました。
第9週「絶望の隣は希望」でのぶと次郎は祝言をあげることになりますが、のぶと次郎の結婚は、小松暢さんは小松総一郎さんと最初に結婚したという実話に基づくものです。
なお、朝ドラ あんぱんのネタバレとあらすじを1話から最終回（130話）まで一気に読みたいという方は、「朝ドラ あんぱん ネタバレ あらすじ 最終回まで」という記事を参考にしてください。
あんぱん 第8週 キャスト 相関図
朝ドラ「あんぱん」第8週「めぐりあい わかれゆく」に登場するキャスト一覧です。
あんぱん 第8週 関連記事
第8週「めぐりあい わかれゆく」では、豪が戦死し、のぶは次郎と婚約するという波乱の週です。ただ豪の死は婚約者蘭子の気持ちを激しく動揺させ、姉・のぶの結婚観に変化を及ぼします。
そのあたりの微妙な機微については豪の戦死に関する記事でも述べました。さらにのぶの気持ちを受け止めた次郎とはどんな人物なのでしょうか？それぞれ参考にしてください。
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