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小泉セツの再婚話をベースとして「ばけばけ」 トキの再婚
トキと銀二郎の結婚は長続きせず離婚を経験
NHKの朝ドラ「ばけばけ」の主人公・松野トキ(髙石あかり)は、第2週で元・鳥取藩の士族の家系に生まれた山根銀二郎(寛一郎)とお見合いをしたのち結婚します。
しかしトキと銀二郎の結婚は長続きせず、2人は第4週で離婚を経験することになります。
小泉セツも離婚を経験していた
トキと銀二郎による結婚と離婚話は、実在した小泉セツと前田為二の結婚と離婚の話をベースにしていると考えられます。
実際の小泉セツは1886(明治18)年、18才のときに、旧・鳥取藩の士族で当時28才だった前田為二と結婚しますが、1887(明治19)年には実質的に離婚。1890(明治23)年に、セツと為二の離婚が法的に成立しました。
「ばけばけ」の第14週以降でトキとヘブンは「再婚」
その後、小泉セツが小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と結婚するのは、1891(明治24)年8月のことです。
2人の馴れ初めは住み込み女中を探していた小泉八雲に、富田旅館の富田ツネが小泉セツを紹介し、島根県尋常中学校で教頭をしていた西田千太郎が通訳をはじめとした仲立ちをしたことで、2人の婚姻が成立しました。
朝ドラ「ばけばけ」のあらすじを掲載している「連続テレビ小説 ばけばけ Part1 (1)」では、「ばけばけ」の第13週までのあらすじが載っていますが、トキとヘブン(トミー・バストウ)が正式に結婚したというお話には至っていません。
おそらく「ばけばけ」の第14週以降で、2人の結婚、つまりトキとヘブンにとっての再婚のシーンが描かれると考えられます。
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