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次期 朝ドラのあらすじ あんぱん 2025年前期 第112作

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朝ドラ 次 あんぱんのあらすじ

2025年春に放送される朝ドラ「あんぱん」は、「アンパンマン」の生みの親である、漫画家やなせたかしさんの妻・小松暢(こまつのぶ)の生涯をモデルとし、逆転しない正義を体現した愛と勇気の物語です。

NHKが2023年10月20日に、2025年前期朝ドラ「あんぱん」の制作発表をした時のブログ記事には、「あんぱん」のあらすじをこのように紹介しています。

昭和のはじめ頃、高知の町中をものすごい勢いで走る少女がいました。「ハチキンおのぶ」こと、朝田のぶ(あさだのぶ)です。
一方、幼い時に父を病気で亡くした柳井嵩(やないたかし)は、伯父の家に引き取られ、そこでのぶに出会います。二人を結びつけたのは、一個のあんぱんでした。
戦争の足音が近づく頃、女学校に通っていたのぶは周りと同様に、妄信的な軍国少女になっていました。やがて戦争が始まり、嵩は出征。嵩は弟・千尋(ちひろ)を戦争で亡くし、のぶも最愛の人を亡くしました。女学校を卒業し、のぶは戦争で全ての価値観が変わり、「何が正しいかは自分で見極めなければならない」と新聞社に女性初の記者として就職。戦後、クズ拾いの仕事を辞めた嵩が新聞社に入社してきて、二人は同じ雑誌の担当に。嵩は東京で漫画家を目指したい気持ちがありつつも、生活していけるか不安でした。のぶはそんな嵩に「あなたも後から来なさいよ。先に東京に行って待ってるわ」と告げ、新聞社を辞め上京。のぶを追いかけ上京した嵩と、六畳一間のオンボロアパートでの生活が始まります。お風呂はなく、トイレは共同。トイレの天井には穴があき、雨の日は傘をさして入らなければいけないが、晴れた夜には星が見える。そんな暮らしをおもしろがり、「どんな環境でも楽しめるこの人と一緒にいたい」と二人は結婚。『手のひらを太陽に』『アンパンマン』が世に出るのは、まだまだ先のことですー。

2025年度前期 連続テレビ小説『あんぱん』制作決定! NHKドラマブログより

なお、NHKは2024年2月2日に朝ドラ「あんぱん」のヒロイン・朝田のぶ役には今田美桜さんを起用すると発表しています。

朝ドラ 次期ヒロイン今田美桜 あんぱん 朝田のぶ役

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朝ドラ あんぱんのあらすじネタバレ 「アンパンマンの遺書」

朝田のぶのモデル 小松暢について

NHKは朝ドラ「あんぱん」の制作発表時にドラマの原作はないと述べています。

※実在の人物である、小松暢(1918―1993)とやなせたかし(1919―2013)をモデルとしますが、激動の時代を生きた波乱万丈の物語として大胆に再構成します。 登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描きます。原作はありません。

2025年度前期 連続テレビ小説『あんぱん』制作決定! NHKドラマブログより

たしかにAmazonで”小松暢”と検索してみても、実在した小松暢の伝記や自伝のような本は見つかりません(2024年10月6日現在)。

朝ドラ あんぱん 元ネタ 朝田のぶのモデル 「アンパンマンの遺書」

しかし小松暢の夫である漫画家・やなせたかしはどうでしょうか?「アンパンマン」の原作者であり、日本の国民的漫画家の1人である、やなせたかしに関する著作は容易に手に入れることができます。

その中でも特に「アンパンマンの遺書」という本に注目してください。1993年に小松暢が亡くなった2年後の1995年に、やなせたかしが妻・小松暢を偲んで出版された本です。

「アンパンマンの遺書」はすべての内容が小松暢の生涯を語ったものではありませんが、小松暢とやなせたかしの馴れ初めや結婚前後の様子、また晩年の小松暢の様子が語られています。

朝ドラ あんぱん 柳井千尋のモデル 柳瀬千尋の戦死のエピソード

以前の記事では「小松暢とやなせたかしの出会い」と「小松暢とやなせたかしの結婚」について、朝ドラ「あんぱん」のあらすじと「アンパンマンの遺書」を比較してみました。

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朝ドラ あんぱん 柳井千尋(中沢元紀)は戦死

今回の記事では朝ドラ「あんぱん」で柳井崇(北村匠海)の弟である柳井千尋(中沢元紀)が戦死するというエピソードについて、朝ドラ「あんぱん」と実在したやなせたかしの実弟・柳瀬千尋との比較をしてみましょう。

朝ドラ「あんぱん」のあらすじでは柳井千尋が戦死することをすでに明らかにしています。

やがて戦争が始まり、嵩は出征。嵩は弟・千尋(ちひろ)を戦争で亡くし、のぶも最愛の人を亡くしました。

2025年度前期 連続テレビ小説『あんぱん』制作決定! NHKドラマブログより

朝ドラ「あんぱん」の柳井崇も出征することになっていますが、もちろん戦後に生きて戻ってくるのでしょう。「アンパンマンの遺書」でもやなせたかしは戦後に中国の上海から復員船に乗船して、長崎県の佐世保に戻ってきたことが記されています。

柳瀬千尋も戦死 海軍特攻隊に志願

しかし故郷の高知県南国市後免町の実家に戻ったとき、京都帝国大学の学生から海軍士官になっていた千尋の消息について、実家の親戚たちからこのように知らされます。

「お母さんただ今戻りました」
伯母は泣きだした。もうひとりの小さい叔母も涙ぐんだ。
「チイちゃんは死んだぞね」
と伯母は言った。
弟の千尋は海軍特攻隊に志願し、二十二歳で比島バーシー海峡に沈んだ。遺骨はなく骨壷の中には一片の木札が入っていた。
ぼくは泣かなかった。まったく見えないところで弟は消えてしまった。名前のように、弟は千尋の深海に沈んだ。

「アンパンマンの遺書」 68ページから69ページより

このように朝ドラ「あんぱん」には原作がなく、詳細なあらすじ・元ネタ・ネタバレなどは明らかにされていませんが、「アンパンマンの遺書」を読めば一部のあらすじは、朝ドラ「あんぱん」の放送以前に知ることができそうです。

朝ドラ あんぱん 元ネタ アンパンマンの遺書

アンパンマンの遺書

著:やなせ たかし
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