ばけばけ 第11週 あらすじ 51話から55話
ばけばけ 51話 あらすじ
ヘブン(トミー・バストウ)が初めて日本で迎えるお正月。トキ(髙石あかり)に羽織と袴を着せてもらい、錦織(吉沢亮)が新年の挨拶にやってきました。
そのときヘブンは新年の抱負を述べ、今年中に滞在記を完成させるとのことです。しかしそれはヘブンが松江を去ることを意味しており、不安になるトキ。
ばけばけ 52話 あらすじ
花田旅館で新年会が催され、トキ・ヘブン・錦織・松野家の人たちが招待されました。宴会で乾杯の音頭を取るヘブンは「次の冬には自分は松江にいない」と挨拶。
借金を抱えている松野家にとって、トキが女中としてヘブンからもらう20円の月給はまさしく命綱です。ヘブンが松江に留まるように勘右衛門(小日向文世)と司之介(岡部たかし)は画策を始めることに。
ばけばけ 53話 あらすじ
好意を寄せるリヨ(北香那)もヘブンに松江に留まってもらえるよう必死です。江藤知事(佐野史郎)の自宅で開かれたヘブンの快気祝いの席で、リヨは自分の思いをヘブンに打ち明けます。
するとヘブンの口からは今まで語られなかった自身の過去が切り出されることに。
ばけばけ 54話 あらすじ
ヘブンが語った内容は、両親と別れることになった生い立ちのことから始まります。
そしてかつて住んでいた、アメリカ・オハイオ州では異人種間の結婚は禁止されているにも関わらず、ヘブンは黒人にルーツを持つマーサという女性のことが好きになり結婚したと言います。
しかしヘブンはその結婚が原因で勤めていた新聞社を解雇されることに。マーサは自暴自棄になり、別れを決意したという壮絶な内容でした。
ばけばけ 55話 あらすじ
結婚が破綻して以来、人と深く関わることをやめたというヘブンに疑念を持ち始める錦織。
自分の存在は何かと問いかけてみると「素晴らしい通訳」というだけの素っ気ない答えが。さすがに落胆の色を隠せない錦織でした。
ばけばけ 第11週 ネタバレ
ヘブンが話す悲しい過去は小泉八雲の「実話」
「ばけばけ」の 第11週ではついにヘブンの過去が語られます。
ヘブンが語る「幼くして両親と別れ叔母に養育されアメリカでは離婚を経験した」という話は、モデルとなった小泉八雲が小泉セツと結婚して日本国籍に帰化する前、まだ「ラフカディオ・ハーン」と名乗っていたころに起きたことに基づいてお話が作られています。
両親と別れアメリカに移住した若き日の小泉八雲
小泉八雲は、1850(嘉永3) 年にギリシャ・レフカダ島で誕生。しかし母・ローザとは4才のときに、父・チャールズ・ブッシュ・ハーンとは7才のときに永別します。
両親と別れたのち、八雲は父方の大叔母で資産家のサラ・ブレナンによって養育されますが、八雲が17才のときにサラは破綻。ロンドンで貧窮生活を送ることに。
1869(明治2)年、アメリカに渡りニューヨークを経由して、オハイオ州シンシナティにたどり着きました。
シンシナティではアリシア・フォリーとの離婚を経験
1874(明治7)年、シンシナティで「シンシナティ・インクワイアラー紙」の記者として採用され、貧困生活から脱出。その記者時代に八雲が使っていた下宿屋の料理人をしていた、アリシア・フォリーという白人と黒人の混血女性と結婚します。
しかし当時オハイオ州の州法では異人種間の結婚は非合法とされていました。このことを理由に八雲は新聞社から解雇され、アリシアとはわずか1年で離婚。
1877(明治10)年には八雲はシンシナティを去ることになり、アメリカ南部のルイジアナ州・ニューオーリンズに流れますが、ニューオーリンズでは餓死寸前となるほどの困窮生活を経験することになります。
なお、朝ドラ ばけばけのネタバレとあらすじを1話から最終回(125話)まで一気に読みたいという方は、「朝ドラ ばけばけ ネタバレ あらすじ 最終回まで」という記事を参考にしてくださ
ばけばけ 第11週 キャスト 相関図
ばけばけ 第11週 キャスト 相関図
朝ドラ「ばけばけ」第11週に登場するキャスト一覧と相関図です。
ばけばけ 全体のキャスト 相関図
朝ドラ「ばけばけ」全体のキャスト一覧と相関図です。
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小泉八雲の両親と家系図について
「ばけばけ」の第11週ではヘブンの口から両親との関係が語られます。ヘブンのモデルとなった小泉八雲の、父・チャールズ・ブッシュ・ハーンと母・ローザ・カシマチとはどんな人物だったのでしょうか?
小泉八雲の家系図を交えて下記の記事でそれぞれ詳しく説明しています。
小泉八雲の最初の結婚について
小泉セツは前田為二との離婚を経験していますが、小泉八雲もアリシア・フォリーという女性との離婚を経験しています。小泉八雲の側から見た結婚に関する詳しい内容は下記の記事で紹介しています。
