風、薫る 第11週(51話・52話・53話・54話・55話) あらすじと吹き出し
風、薫る 51話 あらすじ(6月8日月曜日)
シマケン(島田健次郎)から手渡された「廃娼運動」の記事を書いた新聞社を訪ねるりん(見上愛)。しかし女郎の方から申し出て廃業ができた女性ほとんどいないという厳しい現実を知らされます。
一方、直美(上坂樹里)は懸命に看護にあたる夕凪(村上穂乃佳)から、本名は「魚住セツ」であることを教えてもらいました。
風、薫る 52話 あらすじ(6月9日火曜日)
りんは「瑞穂屋」に来ていたシマケンに新聞に掲載された夕凪の「心中未遂事件」の記事を相談。するとその記事を書いたのはシマケンであることが判明。
りんは夕凪が遊郭の主人からひどい目に遭うかもしれないと懸念するも、意に反して夕凪に世間からの同情が集まります。
風、薫る 53話 あらすじ(6月10日水曜日)
体調が回復して退院したら、夕凪は直美に遊郭に戻るつもりだと語ってくれます。
夕凪は自分を大切にしてくれたことを直美に感謝するとともに、妊娠したことはあるものの産むことはできなかった過去があることも教えてくれました。
風、薫る 54話 あらすじ(6月11日木曜日)
シマケンの記事のおかげで夕凪が在籍する遊郭の「錦栄楼」には抗議が殺到。主人の権田は夕凪の心中未遂騒動に関する記事を掲載しないことを条件に、夕凪を解放すること約束しました。
夕凪が退院する日。自分が遊郭で夕凪と名付けられたのは、同じ遊郭に夕凪という女郎と同郷だったからと教えてくれます。その夕凪の故郷とは富士山が見える伊豆の漁師町だったとのこと。
風、薫る 55話 あらすじ(6月12日金曜日)
休みの日、りんと直美は寮から一ノ瀬家に戻ります。そこにシマケンが槇村宗一を連れてやって来ました。りんはシマケンに夕凪が遊郭から解放されたのは、記事のおかげだと詫びるとともに感謝の言葉を述べます。そして槇村宗一は安(早坂美海)に求婚。
そのころ帝都大学医科大学病院では、院長の多田(筒井道隆)がバーンズ(エマ・ハワード)に今後、梅岡看護婦養成所からの看護学生は受け入れないことを通達していました。
風、薫る 第11週 吹き出し
吹き出しのセリフは夕凪に会いたいと病院にやってきたシマケンに夕凪が話した言葉です。
「おたくが謝ってくれてもあたしは何も変わらないし、どっちにしろひどい世界は続いていく」
明治政府は1872(明治5)年に「娼妓解放令」を布告していたものの、ほとんどの女郎は次の職場を見つけることができず、自分の意思で遊郭に留まらざるを得ないケースが続出していました。
そのため夕凪のような女郎が「ひどい世界」から本当に解放されるためには、手に職をつけることと再就職先を確保することが必要だったのです。
風、薫る 第11週(51話・52話・53話・54話・55話) ネタバレ
島田健次郎(シマケン)のモデル: 鄭永慶(ていえいけい)
佐野晶哉さん演じる「シマケン」こと島田健次郎は、第3週でフランス人からものを尋ねられたりんをフランス語で助け舟を出すという場面で初めて登場します。
そのことから島田健次郎のモデルの1人は、りんのモデルである大関和さんと知り合いで、外国語に精通していた鄭永慶(ていえいけい)であると考えられます。
島田健次郎(シマケン)のもう一人のモデル: 木下尚江(きのしたなおえ)
「風、薫る」の話が進むと、島田健次郎は小説家志望であることが明らかになります。
さらに第10週ではりんに対して世の中には「廃娼運動」という活動があることを教え、第11週では「廃娼運動」に関わる記事を書いたことを明かしてくれました。
このことから「風、薫る」の島田健次郎は、明治時代のジャーナリスト・小説家・社会運動家であった木下尚江(きのしたなおえ)(1869~1936年)もモデルにしていると考えられるでしょう。
風、薫る 全話あらすじと最終回までのネタバレ
風、薫る 全話あらすじ
朝ドラ「風、薫る」のあらすじ全話まとめ・登場人物とキャスト・モデル人物・相関図を知りたい方は、下記の記事が参考になるでしょう。
風、薫る 最終回までのネタバレ
また「風、薫る」の最終回までのネタバレ・史実解説・家系図・結末などを知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
風、薫る 第11週(51話・52話・53話・54話・55話) キャスト 相関図
風、薫る 第11週 キャスト 相関図
朝ドラ「風、薫る」の第11週のキャスト相関図は以下の通りです。
風、薫る 全体のキャスト 相関図
朝ドラ「風、薫る」全体のキャスト一覧と相関図です。
風、薫る 第11週(51話・52話・53話・54話・55話) 関連記事と参考文献
風、薫る 第11週 関連記事
朝ドラ「風、薫る」で佐野晶哉さんが演じる、「シマケン」こと島田健次郎は少なくとも、2人の実在した人物、鄭永慶と木下尚江がモデルになっていると考えられます。
その鄭永慶と木下尚江の人物プロフィール、りんのモデルである大関和さんとの関係、その結末などについては下記の記事で詳しく説明しています。合わせて参考にしてください。
風、薫る 第11週 参考文献
今回の記事は以下の書籍を参考文献としています。なお「明治のナイチンゲール 大関和物語」は朝ドラ「風、薫る」の原案となっています。
- 吉瀬智子 連続テレビ小説 風、薫る Part1 NHKドラマ・ガイド NHK出版
- 亀山美知子 大風のように生きて: 日本最初の看護婦大関和物語 ドメス出版
- 田中ひかる 明治のナイチンゲール 大関和物語 (中公文庫)
- 宮田茂子 《新装版》「大関和」を通して見た日本の近代看護【真説】国家的セクハラを受けた職業集団 星湖舎
