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ばけばけ 傳(でん)(堤真一)の死因は 小泉湊の病気はリウマチ

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雨清水傳の病気は結核か

雨清水傳の死因は何?

NHKの朝ドラ「ばけばけ」で堤真一さんが演じる雨清水傳(うしみずでん)は、第3週で亡くなってしまいます。傳の死因は何だったのでしょうか?

同じく第3週で金策に失敗した傳は吐血して倒れるというシーンが描かれます。

「明治時代の吐血」といえば、当時の国民病と言われた結核がイメージされますが、朝ドラ「ばけばけ」のあらすじを描いた「連続テレビ小説 ばけばけ Part1 NHKドラマ・ガイド」を読んでも傳は何の病気に罹っていたのかまでは言及されていません。

小泉湊はリウマチを患っていた

雨清水傳のモデルとなった、小泉セツの実父・小泉湊はリウマチによる体力の衰えが原因で50才で亡くなっています

リウマチはその病気自体が直接死に至る病気ではありません。関節の激しい痛みなどによって、筋力低下・肺炎・褥瘡などの症状をもたらします。

しかし、明治時代中期の日本では現代のような国民皆保険制度や生活保護制度が整備されていません。

リウマチによって動けないことは「働けない」ことを意味し、貧困に伴う栄養不足で人を間接的に死へ追い込むといった種類の病気でした。

雨清水傳の病気は小泉湊の病気とは異なる

ただリウマチそれ自体で吐血することはかなりレアケースです。

リウマチの治療でよく使われる NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬:ロキソニン、イブプロフェンなど) は、胃や十二指腸の粘膜を傷つけやすく、胃潰瘍・十二指腸潰瘍 → 出血 → 吐血に至ることがあります。

しかし小泉湊が亡くなった1887(明治20)年の日本ではリウマチに対する治療薬は存在せず、「寝て治す」という種類の病気でした。

こうした当時の医療水準を考えると、「ばけばけ」の雨清水傳の死因とは、モデルとなった小泉湊とは異なる病気、例えが結核のような病気を患っていた設定しているのでないでしょうか。

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ばけばけ 第3週のあらすじ ネタバレ

ばけばけの第3週はトキの出生の秘密が明らかになりますが、亡くなる傳はトキを「あくまで松野家」のこと主張します。

雨清水傳と小泉湊

「ばけばけ」の雨清水傳は、小泉セツの実父・小泉湊がモデルです。小泉湊がどんな人物であったかについては下記の記事を参考にしてください。

著:ふじき みつ彦, 編集:NHK出版, 監修:NHKドラマ制作班
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