風、薫る 第8週(36話・37話・38話・39話・40話) あらすじと吹き出し
風、薫る 36話 あらすじ(5月18日月曜日)
外科の医師たちが、りん(見上愛)と直美(上坂樹里)が侯爵夫人・和泉千佳子(仲間由紀恵)の付き添い看護婦にしようと提案しますが、バーンズ(エマ・ハワード)は反対。何かあったときに「看護学生のせいだ」と言い逃れをする病院側の魂胆がみえみえだったからです。
それでもなおりんと直美は千佳子の看護を志願するのでした。
風、薫る 37話 あらすじ(5月19日火曜日)
医師たちが千佳子に病状の説明を始めると、千佳子の表情はこわばり始めます。りんはわざと物を落として説明を中断させ、千佳子はりんと2人きりになったことを見計らって、苦しい胸の内を明かします。
千佳子は武家の出身であることを教えてくれ、りんも武家の出身であることを伝えて、千佳子は心を開き始めますが、手術を拒否する理由だけはどうしても教えてくれませんでした。
風、薫る 38話 あらすじ(5月20日水曜日)
「瑞穂屋」で槇村太一(林裕太)が兄の槇村宗一を連れてやってきました。美津(水野美紀)は槇村宗一が東京府の役人で、独身であることを知ると、安(早坂美海)の結婚相手として目につけます。
一方、直美が双六を買うために商店街を歩いていると、初老の男性から「夕凪か」と声をかけられます。
風、薫る 39話 あらすじ(5月28日木曜日)
翌日、病室で双六をするりんと千佳子。りんが夫と離縁して娘がいることを話すと、千佳子が手術を拒否する理由が話してくれました。乳がん切除手術のために胸が無くなってしまうことを恐れていたのでした。
風、薫る 40話 あらすじ(5月29日金曜日)
「家族の応援があれば」と直美はバーンズの許可を得た上で、千佳子の気持ちを夫の元彦に説明。元彦は千佳子に手術を受けてもらうよう説得。千佳子は元彦の説得を聞いて、手術を受ける決意をしてくれました。
その手術には「勉強のため」ということで、りんも立ち会うことに。
風、薫る 第8週 吹き出し
りんは千佳子の心に寄り添い、やがて千佳子が手術を拒否する本当の理由が明かされます。
「こんな歳になっても、私、私、哀しいの。胸がなくなるのが。胸のない私で夫の隣にいるのが悲しくて恥ずかしくて…」
吹き出しにある千佳子のセリフは第8週で最も注目されるセリフになるのではないでしょうか。
風、薫る 第8週(36話・37話・38話・39話・40話) ネタバレ
和泉千佳子のモデル・三宮八重野について
「風、薫る」の第8週でクローズアップされる、侯爵夫人の和泉千佳子とは、一ノ瀬りんのモデルとなった大関和さんが、帝国大学医科大学第一医院(現在の東京大学医学部附属病院)で看護実習をしているときに実際に担当した三宮八重野(さんのみややえの)がモデルになっていると考えられます。
三宮八重野は、宮内省式部長・三宮義胤(さんのみやよしたね)の妻で、1888(明治21)年4月6日に帝大医院で乳がんの手術を受けるために入院。
八重野は帝大医院の中でも特別仕様の個室に入り、病室の調度品は全て銀器であつらえられたもの。しかも昭憲皇太后(明治天皇の皇后)から派遣された名代が、ときおりお見舞いにやってくるという破格の患者だったようです。
「家老の娘」である大関和さんの看護プロフィール
また一ノ瀬りんは「武家の娘」ということで和泉千佳子の担当看護婦になりますが、大関和さんが看護学生ながら三宮八重野の付添い看護婦に選ばれたのもやはり「家老の娘」であったことに関係しているでしょう。
「家老の娘」とは大関和さんの父・大関弾右衛門増虎(「風、薫る」の一ノ瀬信右衛門のモデル)が、幕末期の下野国の黒羽藩において国家老を務めていたことを指しています。
また、その付添い看護婦には、まだ生徒である大関和が選ばれた。和が選ばれることになったのは、その優秀さもあったかもしれないが、家老の娘という出自の故であった可能性もある。
さらに大関和さんは「家老の娘」という出自から、政界・官界・財界・教育界などに影響を及ぼすことができる「重鎮」や「有名人」たちの看護を引き受けることが多々あったようです。
風、薫る 全話あらすじと最終回までのネタバレ
風、薫る 全話あらすじ
朝ドラ「風、薫る」のあらすじ全話まとめ・登場人物とキャスト・モデル人物・相関図を知りたい方は、下記の記事が参考になるでしょう。
風、薫る 最終回までのネタバレ
また「風、薫る」の最終回までのネタバレ・史実解説・家系図・結末などを知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
風、薫る 第8週(36話・37話・38話・39話・40話) キャスト 相関図
風、薫る 第8週 キャスト 相関図
朝ドラ「風、薫る」の第8週のキャスト相関図は以下の通りです。
風、薫る 全体のキャスト 相関図
朝ドラ「風、薫る」全体のキャスト一覧と相関図です。
風、薫る 第8週(36話・37話・38話・39話・40話) 関連記事と参考文献
風、薫る 第8週 関連記事
第8週でクローズアップされる和泉千佳子のモデルと考えられる三宮八重野の人物プロフィールや、その後の結末については下記の記事でまとめています。
また大関和さんが看護を担当した有名人たちについては下記の記事で紹介しています。合わせて参考にしてください。
風、薫る 第8週 参考文献
今回の記事は以下の書籍を参考文献としています。なお「明治のナイチンゲール 大関和物語」は朝ドラ「風、薫る」の原案となっています。
- 吉瀬智子 連続テレビ小説 風、薫る Part1 NHKドラマ・ガイド NHK出版
- 亀山美知子 大風のように生きて: 日本最初の看護婦大関和物語 ドメス出版
- 田中ひかる 明治のナイチンゲール 大関和物語 (中公文庫)
- 宮田茂子 《新装版》「大関和」を通して見た日本の近代看護【真説】国家的セクハラを受けた職業集団 星湖舎
