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首都公論とは?モデルは中央公論か 主人公・葉野珠やモデル・宇野千代との関係を解説【ブラッサム】

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朝ドラ「ブラッサム」の5週から登場する首都公論。

首都公論は、主人公・葉野珠(石橋静河)が東京で小説家として活動を始める舞台となる架空の文芸雑誌です。

編集長・黒崎大三郎(遠藤憲一)のもと、副編集長・山中勇三(井浦新)、編集部員・横田(大窪人衛)らが編集部を支え、西尾一路(染谷将太)ら若き文士たちが集まる出版社として描かれます。

首都公論は実在しない雑誌ですが、史実をたどると、大正から昭和初期にかけて日本を代表する総合文芸誌「中央公論」がモデルになっている可能性が高いと考えられます。

この記事では、首都公論の役どころやモデルと考えられる中央公論との共通点、編集部の人物たちについて詳しく解説します。

▼要点まとめ

・首都公論は「ブラッサム」に登場する架空の文芸雑誌
・モデルは中央公論の可能性が高い
・編集長・黒崎大三郎(遠藤憲一)は宇野千代を発掘した滝田樗陰が有力モデル
・副編集長・山中勇三(井浦新)は嶋中雄作が有力モデル
・編集部員・横田(大窪人衛)は木佐木勝ら中央公論に在籍した編集部員の要素を取り入れた可能性

→ ブラッサム 東京・本郷のキャスト・人物相関図
→ ブラッサム 北海道のキャスト・人物相関図
→ ブラッサム 黒崎大三郎(遠藤憲一)とは?
→ ブラッサム 山中勇三(井浦新)とは?
→ ブラッサム 横田(大窪人衛)とは?
→ 青年期の葉野珠(石橋静河)とは?
→ ブラッサム 西尾一路(染谷将太)とは?
→ ブラッサムに登場する架空の団体・組織一覧

目次

結論|首都公論とは?

首都公論とは、朝ドラ「ブラッサム」の5週から登場する架空の総合文芸誌です。

宇野千代(1897~1996年)がモデルとなっている、主人公・葉野珠(石橋静河)が東京で小説家として飛躍する舞台となる出版社であり、編集長・黒崎大三郎(遠藤憲一)を中心に、多くの編集者や作家が集まる文壇の中心として描かれます。

NHKは首都公論のモデルを公表していません。

しかし、

・総合文芸誌という設定
・黒崎大三郎を中心とした編集部
・山中勇三(井浦新)や横田(大窪人衛)ら編集者の存在
・珠が作家として成長する舞台

などを総合すると、当時の日本を代表する総合文芸誌「中央公論」を参考に創作された可能性が高いと考えられます。

→ ブラッサム 東京・本郷のキャスト・人物相関図
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首都公論の役どころ

珠が作家として飛躍する東京編の舞台

首都公論は、主人公・葉野珠が東京へ移り住んだあと、本格的に小説家として活動を始める重要な舞台です。

岩国では文学に憧れる少女だった珠も、東京では編集者や作家たちと出会い、数々の経験を積みながら作家として成長していきます。

その中心となるのが首都公論の編集部です。

珠の人生を大きく変える出会いや出来事の多くが、この編集部を舞台に描かれます。

文壇を代表する出版社として描かれる

首都公論は、小説だけでなく評論や随筆なども扱う文芸雑誌として描かれています。

編集部には新人作家だけでなく、第一線で活躍する人気作家も出入りし、当時の文壇を支える出版社という位置付けになっています。

東京編では、

・編集長・黒崎大三郎
・副編集長・山中勇三
・編集部員・横田
・珠と交流する作家たち

を中心に、文芸雑誌の編集現場や出版文化が描かれます。

編集者と作家の交流にも注目

首都公論の見どころは、出版社そのものだけではありません。

黒崎大三郎をはじめとする編集者たちは、珠の才能を見出し、ときには厳しく、ときには温かく支えながら、一人の作家を育てていく存在として描かれると考えられます。

編集者と作家の信頼関係や、作品づくりの舞台裏は、「ブラッサム」東京編の大きな見どころです。

首都公論のモデルは中央公論か

NHKは首都公論のモデルを公表していません。

しかし、編集長や編集部員の設定、主人公・葉野珠の歩み、編集部の描かれ方などを総合すると、1887(明治20)年に創刊され、現在も中央公論新社から発行されている総合文芸誌「中央公論」を参考にしている可能性が高いと考えられます。

中央公論は「色ざんげ」(1935年)や「おはん」(1957年)など宇野千代の代表作を出版したことで知られています

ここでは、「ブラッサム」に登場する首都公論と中央公論の共通点を見ていきましょう。

共通点① 黒崎大三郎は滝田樗陰を思わせる編集長

首都公論の編集長・黒崎大三郎は、多くの新人作家を発掘・育成する名編集者です。

NHKも黒崎について、

文芸誌「首都公論」の編集長。多くの才能ある作家を見出し、育ててきた名編集者。

と紹介しています。

この設定は、大正から昭和初期にかけて中央公論の編集長を務め、多くの作家を世に送り出した滝田樗陰を思わせます。

滝田樗陰は、芥川龍之介や菊池寛など数多くの作家を育て、日本近代文学の発展に大きな役割を果たしました。

また、滝田樗陰は主人公・葉野珠のモデルである宇野千代がまだ無名だった頃から交流があり、文壇へ進むきっかけを与えた人物として知られています。

→ ブラッサム 黒崎大三郎(遠藤憲一)とは?
→ 宇野千代と滝田樗陰の関係とは?
→ 宇野千代と芥川龍之介の関係

共通点② 山中勇三は嶋中雄作が有力モデル

副編集長・山中勇三は、黒崎大三郎の右腕として編集部を支える存在です。

NHKも「黒崎の右腕」と紹介しており、編集部の実務を担うNo.2として描かれます。

この役どころは、中央公論で滝田樗陰を支え、後に編集長・社長となった嶋中雄作との共通点が多く見られます。

嶋中雄作もまた、滝田樗陰のもとで編集者として経験を積み、多くの作家と交流しながら中央公論の発展に尽くしました。

→ ブラッサム 山中勇三(井浦新)とは?

共通点③ 横田は中央公論編集部員を再構成した人物か

編集部員・横田もドラマオリジナルの人物です。

しかし、杉森久英『滝田樗陰―「中央公論」名編集者の生涯』によると、当時の中央公論の編集部には、

・木佐木勝
・高野敬録
・半沢成二

ら複数の編集者が在籍していました。

横田は、その中でも木佐木勝を主なモデルとしながら、当時の中央公論に在籍していた編集部員の要素を取り入れて創作された人物である可能性があります。

→ ブラッサム 横田(大窪人衛)とは?

共通点④ 編集部の雰囲気も中央公論を思わせる

首都公論は、編集長を中心に編集者たちが企画を練り、新人作家を育てる出版社として描かれています。

杉森久英『滝田樗陰―「中央公論」名編集者の生涯』にも、滝田樗陰が毎月上旬には必ず編集会議を開き、編集者たちへ企画や担当作家を割り振っていた様子が紹介されています。

会議には高野敬録や木佐木勝、半沢成二らが参加し、編集方針を話し合っていたといいます。

また、編集会議のあとには、本郷通りにあったレストラン「鉢の木」や「燕楽軒」で、滝田樗陰が編集部員たちにフランス料理を振る舞うことが恒例行事のようになっていたようです。

「ブラッサム」の首都公論編集部でも、編集者同士が議論を重ねながら雑誌を作り上げていく様子が描かれるかもしれません。

→ 悠樂軒とは?モデルは燕楽軒か

首都公論 編集部

首都公論編集部には、たちが集まっています。

役職登場人物有力モデル
編集長黒崎大三郎滝田樗陰
副編集長山中勇三嶋中雄作
編集部員横田木佐木勝(有力)

それぞれの人物には実在の編集者を思わせる設定が見られますが、ドラマでは一人の実在人物をそのまま描くのではなく、複数の人物やエピソードを組み合わせて創作している可能性があります。

そのため、首都公論という出版社全体も、実在した中央公論編集部を参考にしながら、「ブラッサム」の世界観に合わせて再構成されたものと考えられます。

よくある質問(FAQ)

Q. 首都公論とは何ですか?

A. 首都公論とは、朝ドラ「ブラッサム」に登場する架空の総合文芸誌です。

主人公・葉野珠が東京で小説家として活躍する舞台となり、編集長・黒崎大三郎や副編集長・山中勇三らが所属する出版社として描かれます。

Q. 首都公論は実在しますか?

A. 実在しません。

首都公論は「ブラッサム」のために創作された架空の雑誌です。

Q. 首都公論のモデルは何ですか?

A. NHKはモデルを公表していません。

しかし、編集部の構成や黒崎大三郎、山中勇三、横田らの設定、主人公・葉野珠のモデルである宇野千代との関係などを総合すると、総合文芸誌「中央公論」を参考にしている可能性が高いと考えられます。

Q. 首都公論の編集長は誰ですか?

A. 編集長は黒崎大三郎(遠藤憲一)です。

新人作家を見いだし育てる名編集者であり、滝田樗陰をモデルとしている可能性があります。

Q. 首都公論には誰が所属していますか?

A. 現在判明している主な編集部員は次のとおりです。

・黒崎大三郎(編集長)
・山中勇三(副編集長)
・横田(編集部員)

今後の放送で新たな編集者や作家が登場する可能性があります。

Q. 首都公論は出版社ですか?

A. 首都公論は出版社であると同時に、その出版社が発行する総合文芸誌を指す名称として描かれています。

まとめ

首都公論は、朝ドラ「ブラッサム」の東京編で主人公・葉野珠が小説家として飛躍する舞台となる架空の総合文芸誌です。

NHKはモデルを公表していませんが、

・編集長・黒崎大三郎
・副編集長・山中勇三
・編集部員・横田
・編集部の構成
・珠と編集者たちの関係

などを見ると、当時の文壇を代表した総合文芸誌「中央公論」を参考に創作された可能性が高いと考えられます。

また、黒崎大三郎だけでなく、山中勇三や横田など編集部全体にも実在した中央公論編集者の面影が見られます。

首都公論を軸に黒崎・山中・横田ら編集者や珠、西尾一路たちの人間関係にも注目すると、「ブラッサム」東京編をより深く楽しめるでしょう。

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宇野千代は悠樂軒のモデルとなった西洋料理店の「燕楽軒」で給仕をしていた時期に、滝田樗陰と知り合いました。

→ 宇野千代と滝田樗陰の関係

参考文献

今回の記事は以下の書籍を参考としています。

著:宇野 千代, 著:小林庸浩 ほか, 著:小林庸浩 ほか
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KADOKAWA
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著:工藤美代子
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