結論から言うと、夕凪は“直美の実母説”と“花紫モデル説”の両方で注目される重要人物です。
第10週から第11週にかけて、直美との交流を通じて「母性」や「救済」というテーマも描かれるようになります。
▼要点まとめ
・夕凪は心中未遂で帝都医大病院へ搬送
・モデルは実在女郎「花紫」の可能性
・直美の実母ではないか?という伏線
・夕凪自身は「子供を産んでいない」と語る
・“もう一人の夕凪”の存在が新たな鍵に
本記事では、夕凪の役柄・モデル花紫の史実・直美との関係・今後の展開を整理して解説します。
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結論|夕凪は“花紫モデル”と実母説で注目される人物
夕凪(村上穂乃佳)は、「風、薫る」において“直美の実母説”と“花紫モデル説”で注目される女郎です。
▼要点まとめ
- 帝都医科大学附属病院に搬送される女郎
- モデルは実在した女郎「花紫」の可能性が高い
- 直美の実母ではないか?という伏線が描かれる
- ただし夕凪自身は「子供を産んだことはない」と語っている
- 「夕凪」は2人いたことが判明し、実母説は後半にも続く可能性がある
本記事では、夕凪の役柄・モデル花紫との関係・直美とのつながり・今後の展開を整理して解説します。
結論|夕凪は“花紫モデル”と実母説で注目される人物
夕凪(村上穂乃佳)は、「風、薫る」において“直美の実母説”と“花紫モデル説”で注目される女郎です。
▼要点まとめ
- 帝都医科大学附属病院に搬送される女郎
- モデルは実在した女郎「花紫」の可能性が高い
- 直美の実母ではないか?という伏線が描かれる
- ただし夕凪自身は「子供を産んだことはない」と語っている
- 「夕凪」は2人いたことが判明し、実母説は後半にも続く可能性がある
本記事では、夕凪の役柄・モデル花紫との関係・直美とのつながり・今後の展開を整理して解説します。
夕凪とはどんな人物?
女郎として登場
NHKは「風、薫る」において村上穂乃佳さん演じる夕凪の役柄について以下の通り紹介しています。
心中未遂で帝都医大病院に搬送されてきた女郎。
「風、薫る」の夕凪は第8週からたびたびその名前が取り上げられるようになり、第10週から村上穂乃佳さんが演じる夕凪本人が実際に登場するようになります。
村上穂乃佳さんプロフィール
1995年生まれ、愛媛県出身。NHK朝ドラは初出演。
物語での役割
村上穂乃佳さんが演じる夕凪は、孤児として育った直美に家族、特に母親の存在を気付かせる重要な役どころです。
夕凪のモデルは花紫?
花紫は帝国大学医科大学附属第一医院に搬送された実在の女郎
「風、薫る」において村上穂乃佳さんが演じる女郎・夕凪は、花紫(はなむらさき)という名の実在した女郎がモデルになっていると考えられます。
1888(明治21)年に花紫は遊郭の客との心中未遂により、帝国大学医科大学附属第一医院(現在の東京大学医学部附属病院)に搬送されてきました。
当時の帝国大学医科大学附属第一医院では、りんのモデルとなった大関和さんと直美のモデルとなった鈴木雅さんが、トレインドナース(現在の看護師のこと)となるために看護実習を行なっていました。
花紫の史実
同医院に花紫という名の女郎が入院していたことを示す根拠として、大関和さんの伝記「大風のように生きて: 日本最初の看護婦大関和物語」と「明治のナイチンゲール 大関和物語」における記述が挙げられます。
そんな折、心中未遂事件を起こして花魁の花紫が病院に担ぎ込まれて来た。三宮八重野の耳にもその噂が入ると、八重野は菓子や花などを託し、花紫を見舞わせるとともに、キリスト教の愛に導くようにと言った。和は花紫を枕元に訪ねるたび、八重野の言葉を伝えたのだった。幸い、花紫の傷も癒え、退院する日、彼女は八重野の病室に礼を述べに来て、これからは堅気な暮らしをすると約束して帰っていった。和は感動して、花紫の帰っていく姿を見送ったものだった。
その日、和たちが病院へ到着すると間もなく、根津の花魁が、第一医院に担ぎ込まれてきた。客と心中しようと剃刀で喉を切ったものの、死にきれなかったのである。
花紫はその後どうなったのか?
「大風のように生きて: 日本最初の看護婦大関和物語」から引用した文章が示すように、入院した花紫は心中未遂の時にできた傷も癒えて退院したとあります。
「堅気な暮らしをすると約束して帰っていった」とありますので、おそらく花紫は退院したのちに、女郎の仕事から足を洗ったと考えられます。
なお花紫の回復を祈っていた三宮八重野は、「風、薫る」の和泉千佳子(仲間由紀恵)のモデルとなった女性であると考えられます。
夕凪と直美の関係
女郎・夕凪と直美の出会い
直美と夕凪が初めて本格的に関わるのは、第10週において直美が帝都医科大学附属病院に搬送されてきた夕凪の看護を担当することに始まります。
女郎として働いていた夕凪は、「錦栄楼」の遊客・柏原との心中未遂事件によって病院へ搬送されてきます。
このとき看護実習生として夕凪の看護を担当することになったのが直美です。
第8週において直美は、「夕凪という名前の女郎が自分の母親かもしれない」と感じるようになっていました。
そのため、「夕凪」という名前を聞いた時点から、夕凪に対して特別な感情を抱くようになります。
つまり夕凪との出会いは、単なる患者と看護実習生の関係ではなく、「直美が自分の出生を考え始めるきっかけ」でもあったのです。
直美と夕凪の交流
最初のころの夕凪は、生きることそのものに疲れ切っている様子でした。
しかし、直美が献身的に看護を続けたことで、夕凪も少しずつ心を開くようになります。
やがて夕凪は、自分の本名が「魚住セツ」であることを直美に打ち明けるようになります。
また直美自身も、夕凪と接する中で「相手の過去や境遇ごと受け止める」という看護の在り方を学んでいくことになったのでしょう。
この夕凪との交流は、直美が精神的に大きく成長する重要なきっかけになると考えられます。
なぜ“実母説”が浮上するのか?
夕凪が「直美の実母ではないか?」と考察される最大の理由は、直美と夕凪の容姿や境遇に共通点があるためです。
上述したように、第8週では直美が商店街である男性から「夕凪か?」と声をかけられる場面があり、「直美は夕凪によく似ている」と語られています。
さらに直美自身も、「自分を産んだ母親は女郎だったのではないか」と考えていました。
そのため視聴者の間では、
- 夕凪=直美の実母
- 夕凪が幼い直美を手放した
- 直美は女郎の子供だった
という考察が広がることになります。
ただし第11週では、魚住セツ自身が「子供を産んだことはない」と明かしています。
一方で「夕凪」という名前の女郎は2人存在したことも判明しており、“もう一人の夕凪”が直美の実母なのではないか、という新たな伏線も生まれているのです。
夕凪は最終的にどうなる?
今後の展開予想
結局、魚住セツは第11週で体調が回復。帝都医科大学附属病院を退院し、女郎の仕事からも足を洗うことになります。
その際、女郎として使っていた「夕凪」という名前の由来を直美に伝えます。
セツによるとかつて女郎として働いていた「錦栄楼」には、”夕凪”は2人いたというのです。1人はセツ自身であり、もう1人はセツが働く前に在籍していた「もう1人の夕凪」です。
セツが働き出したころには「もう1人の夕凪」はすでに店を辞めていました。セツが「夕凪」と名付けられた理由は、セツと先代の夕凪は、どちらも静岡県伊豆地方の漁師町出身で同郷だったからだというのです。
これにより「夕凪 = 直美の実母」という説は、「風、薫る」の後半でも生き続けることになります。
直美との関係はどうなる?
つまり魚住セツは直美に対し、夕凪は2人いることを教えてくれたのです。
おそらく魚住セツの夕凪は第11週でドラマから退場することになりそうですが、一方では「もう一人の夕凪」が「直美の実母」として「風、薫る」の後半に登場するかもしれないのです。
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夕凪は直美の実母?
夕凪と直美の関係については、「実母説」が大きな注目を集めています。
ただし第11週では、魚住セツ自身が「子供を産んだことはない」と語っており、単純に「夕凪=直美の実母」と断定できない状況になっています。
→ 風、薫る 夕凪は直美の実母?母親説が浮上した理由と真相を考察(準備中)
直美はどうなる?
直美は孤児として育った少女ですが、看護婦として成長していく一方で、「自分は誰の子供なのか?」という問題にも向き合うことになります。
帝都医科大学附属病院とは
夕凪が搬送された帝都医科大学附属病院は、「風、薫る」における重要な舞台です。
りんや直美が看護実習を行なう場所であり、看護婦として成長していく物語の中心でもあります。
→ 風、薫る 帝都医科大学附属病院とは?モデル・史実・ロケ地を解説
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参考文献
なお今回の記事を作成するにあたって、下記の文献を参考にしています。これらのうち「明治のナイチンゲール 大関和物語」はNHKの朝ドラ「風、薫る」の原案となっている本です。
