朝ドラ「ブラッサム」で主人公・葉野珠が勤務する岩国第三尋常小学校の同僚教師として3週に登場するのが、工藤阿須加さん演じる島村辰彦(しまむらたつひこ)です。
島村辰彦は、珠が働く尋常小学校の同僚教師です。広島の師範学校を卒業した後、教育への熱い思いを胸に地元・岩国へ戻り、教壇に立つ若き教師として描かれます。
モデルとなったのは、主人公・葉野珠のモデルである宇野千代(1897~1996年)が代用教員時代に恋愛した同僚教師の佐伯正夫と考えられます。
本記事では、島村辰彦の役どころやモデル、佐伯正夫との共通点や違い、今後どのような人物として描かれるのかを史実をもとに詳しく解説します。
▼要点まとめ
・島村辰彦は主人公・葉野珠が勤務する岩国第三尋常小学校の同僚教師として3週で登場
・モデルは宇野千代の初恋相手・佐伯正夫と考えられる
・教育への情熱を持つ若き教師
・珠の人生を大きく変える初恋の相手となる可能性が高い
→ ブラッサム 岩国のキャスト・人物相関図
→ ブラッサムのモデル一覧
→ 岩国第三尋常小学校とは?
結論|島村辰彦のモデルは佐伯正夫
朝ドラ「ブラッサム」の3週で登場する島村辰彦(工藤阿須加)は、主人公・葉野珠が勤める岩国第三尋常小学校の同僚教師です。
モデルとなったのは、宇野千代(1897~1996年)の初恋相手とされる訓導(師範学校を卒業した正規教員)の佐伯正夫と考えられます。
NHKでは島村辰彦について、
・尋常小学校の同僚教師
・広島の師範学校卒業
・教育への熱意を持って岩国へ戻る
人物として紹介しています。
史実でも佐伯正夫も尋常小学校に勤務し、代用教員だった宇野千代と教育への情熱を通じて恋愛関係になりました。
教師という職業だけでなく、珠との出会い方や関係性まで共通していることから、島村辰彦は佐伯正夫をモデルにした人物と考えられます。
→ ブラッサム 岩国のキャスト・人物相関図
→ ブラッサムのモデル一覧
→ 岩国第三尋常小学校とは?
ブラッサムでの島村辰彦とは?
3週: 岩国第三尋常小学校の教師として登場
島村辰彦(工藤阿須加)は広島の師範学校を卒業し、教育への強い理想を抱いて地元・岩国へ戻り、岩国尋常小学校に赴任。
2年1組の担任となり、2年2組を担当する珠(石橋静河)の同僚教師となります。
→ 青年期の葉野珠(石橋静河)とは?
→ 岩国第三尋常小学校とは?(準備中)
3週: 珠と辰彦の良からぬ噂が学校に飛び交う
珠は生徒の指導に熱心な島村辰彦に次第に惹かれていき、やがて島村の家で一夜を過ごすことに。
しかし、そのことがもとで珠が勤める尋常小学校で珠と島村の仲に関する良からぬ噂が飛び交い、珠は学校から謹慎処分を下されることに。
島村は珠を庇うこともせず、珠の想いを拒否することになります。
ブラッサム 島村辰彦役 工藤阿須加
ブラッサム 島村辰彦役・工藤阿須加さんのプロフィールと役柄
島村辰彦を演じるのは、俳優の工藤阿須加さんです。
埼玉県出身。
2012年に俳優デビューし、「ルーズヴェルト・ゲーム」「教場」「ゴールデンカムイ」など数多くの作品に出演しています。
連続テレビ小説への出演は、「あさが来た」「なつぞら」に続いて3作目です。
本作では、主人公・葉野珠とともに教育に情熱を注ぐ若き教師・島村辰彦を演じます。
工藤阿須加さん コメント
工藤さんは、
「NHK大阪局50作目という節目の連続テレビ小説に参加させていただけることを大変光栄に思います。」
とコメントしています。
さらに、
「葉野珠が生きた人生の1ページに登場できる嬉しさを胸に、『ブラッサム』を皆さまに楽しんでいただけるよう、島村という人物を精一杯演じさせていただきます。」
と意気込みを語っています。
朝ドラ3作目となる工藤阿須加さんが、珠の人生に大きな影響を与える教師・島村辰彦をどのように演じるのかにも注目です。
モデル・佐伯正夫とは?
佐伯正夫は、宇野千代が山口県川上村の小学校で代用教員を務めていた頃に出会った訓導です。
師範学校を卒業した正規教員で、教育への情熱を持つ人物でした。
宇野千代とは教育に対する考え方が一致し、次第に恋愛関係へ発展しました。
しかし、当時は教員同士の恋愛が認められておらず、二人の関係は校長に知られてしまいます。
その結果、宇野千代だけが諭旨免職となり、この出来事をきっかけに朝鮮・京城(現在のソウル)へ渡ることを決意しました。
この初恋の経験は、その後の宇野千代の人生を大きく変える転機になったと考えられています。
島村辰彦のモデルが佐伯正夫と考えられる理由
小学校教師
島村辰彦は尋常小学校の教師です。
佐伯正夫も小学校の訓導でした。
教育者という立場が一致しています。
教育への情熱
NHKでは島村辰彦を教育への熱意を持つ教師として紹介しています。
史実でも佐伯正夫と宇野千代は教育への情熱を共有し、それを通じて互いに惹かれ合いました。
教育に真剣に向き合う姿勢が共通しています。
主人公の初恋相手
史実では佐伯正夫は宇野千代の初恋相手でした。
しかし、二人の恋愛は校長に知られ、宇野千代だけが諭旨免職の処分を受けることに。
この出来事は宇野千代が京城(現在の韓国のソウル)へ渡るきっかけとなり、その後の人生を大きく変える転機になりました。
「ブラッサム」でも島村辰彦は葉野珠の初恋相手として、物語前半の重要人物になる可能性があります。
なお、史実では佐伯正夫は宇野千代と結婚していません。
ドラマで二人の関係がどのように描かれるのかについては、下記の記事で詳しく紹介しています。
→ ブラッサム 結婚 葉野珠の結婚相手
→ ブラッサム 辰彦の結婚相手とは?
島村辰彦と佐伯正夫の違い
島村辰彦は佐伯正夫がモデルと考えられますが、二人は完全に同じ人物ではありません。
佐伯正夫という名前は宇野千代の自伝「生きて行く私」に登場しますが、自伝には仮名が使われている人物もいるため、本名ではない可能性があります。
また、「宇野千代全集 第12巻」の巻末に掲載されている年譜では代用教員時代の恋愛は記されていますが、「佐伯正夫」という名前は記載されていません。
そのため、ドラマでは史実を参考にしながらも、人物像やエピソードは再構成されると考えられます。
放送開始後は、史実との違いについても随時更新していきます。
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葉野珠
島村辰彦は葉野珠が教師時代に出会う同僚です。
木村保
木村保は葉野珠の従兄であり、幼い頃からの顔馴染みです。
西尾一路
西尾一路は葉野珠が作家となってから出会う文士です。
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→ 宇野千代の家系図
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宇野千代 先生
宇野千代は1914(大正3)年4月から1915(大正4)年秋ごろまでの間、故郷・岩国の尋常小学校において、代用教員として働いていた経験があります。
宇野千代の男性遍歴
宇野千代は代用教員として働いていた時期、同僚の佐伯正夫と親密な関係になったことを自伝『生きて行く私』で振り返っています。
佐伯正夫をはじめ、4人の夫や東郷青児、梶井基次郎など、宇野千代自身が語った男性との関係について紹介しています。
→ 宇野千代の男性遍歴とは?4度の結婚以外の恋愛や男性関係を自伝から解説
参考文献
今回の記事は以下の書籍を参考としています。
