虎太郎の結婚は物語の重要な分岐点となる可能性があります。
小林虎之介さんが演じる虎太郎は、りんとの関係に影響を与える人物です。
健次郎との関係も含めて見たい方はこちらをご覧ください。
本記事では、結婚の可能性・史実・展開を解説します。
・結婚:展開次第
・モデル:大関和との関係
・見どころ:三角関係
結論:虎太郎とりんは結婚するのか?
朝ドラ「風、薫る」の竹内虎太郎が、主人公・一ノ瀬りんと結婚するかどうか、現時点では分かりません。
りんのモデルである大関和さんは1880(明治23)年に離婚したのち、誰とも再婚しなかったため、虎太郎とりんが結婚する可能性は低いかもしれません。
虎太郎とりんの関係性
出会いと再登場
虎太郎は第1週からりんの幼なじみとして登場します。しかし、りんが第4週以降に東京に定住する意思を固めると、しばらくの間、虎太郎の出番そのものが少なくなるでしょう。
ただ第12週になると、上京した虎太郎は洋装姿でりんの前に現れます。
恋愛関係の進展
虎太郎がりんが再会したとき、小説家志望の島田健次郎が、りんに対する恋愛感情を抱いていました。
虎太郎は第1週からりんに淡い恋心を抱いていたことから、第12週以降は「虎太郎・りん・島田健次郎」の恋愛三角関係の進展にも目が離せなくなるでしょう。
モデル・大関和の結婚と恋愛
大関和が再婚しなかった理由
りんのモデルとなった大関和さんは美人の誉れが高く、渡辺福之進豊綱(「風、薫る」の奥田亀吉のモデル)と離婚したのちも、大変モテたと言われています。
それにも関わらず、再婚しなかった最大の理由は大関和さんの目にかなう男性が少なかったことが挙げられるでしょう。
大関和の恋愛観
大関和さんの恋愛観として、「お付き合いする男性」に最低限求めることは「キリスト教の話ができること」だったようです。
「好みの男性?そうですね。信仰の話ができることが最低条件でしょうか」
和が馬鹿正直に答えると、雅がため息まじりに「信仰の話は桜井女学校関係者でとどめておいた方がいいです。ほとんどの日本人にとってキリスト教はいまだに異教、いえ邪教なのですよ。そんなに信仰の話がしたければ、植村牧師のところへお行きなさい」と言う。
これは夫の不貞に悩まされた大関和さんが、キリスト教が説く「一夫一婦」の教えに惹かれて、牧師・植村正久(「風、薫る」の吉江善作のモデル)の導きで1887(明治20)年にクリスチャンになったことと関係しているでしょう。
なお、大関和たちの試験委員をした内科の三浦謹之助、外科の芳賀栄次郎ほか、大沢岳太郎らは、この年の一月に医科大学を卒業したばかりで、新進気鋭の医師として帝大で仕事をはじめており、実習生であった大関らとは親しく交流していた。とりわけ美人の誉れの高い和は、彼らの憧れの的でもあった。
亀山美知子 大風のように生きて: 日本最初の看護婦大関和物語 ドメス出版 46ページ
そうでなければ、どんなにエリートの男性が目の前に現れても、「お付き合いする男性」として見なさなかったようです。
結婚しない可能性の根拠
実現しなかった木下尚江との再婚話
ただ、1891(明治24)年になると、熱心なクリスチャンであった大関和さんの心に叶う恋愛対象の男性が現れます。
そのお相手とは木下尚江(きのしたなおえ)(「風、薫る」の島田健次郎のモデル)と言う男性と言う社会運動家です。
当時、大関和さんは帝大医院を退職し、新潟県の高田にあった高田女学校で舎監の職についていました。当時の高田では廃娼運動が盛んで、その活動を通じて大関和さんは木下尚江と出会ったのです。
ただし大関和さんと木下尚江の結婚話は、相馬愛蔵(「風、薫る」の丸山忠蔵のモデル)の反対もあり、1898(明治31)年12月に破談。
こののち大関和さんは、1932(昭和7)年に亡くなるまで、独身を貫くことになります。
ドラマ展開の考察
史実における木下尚江とは「風、薫る」のお話の中では、島田健次郎に該当すると考えられます。
このことから仮にりんと虎太郎が恋愛関係あるいは結婚したとすれば、史実を超えたまさにオリジナルな展開であると言えるでしょう。
風、薫るの全体ネタバレはこちら
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風、薫る 虎太郎 結婚 どうなる 関連記事と参考文献
虎太郎のモデルとは?
朝ドラ「風、薫る」で小林虎之介さんが演じる竹内虎太郎は、元・足軽の息子という設定です。このことから虎太郎のモデルとなる人物を推測できるのでしょうか?下記の記事で詳しく考察しました。
りんの結婚・離婚・再婚
仮に虎太郎がりんと結婚することになったとしても、りんからするとその結婚は「再婚」にあたります。りんの結婚・離婚するに至った経緯や理由、さらに今後の再婚の見込みについては下記の記事で詳しく説明しています。
→ 風、薫る りん 結婚の背景
→ 風、薫る りん 離婚の理由
→ 風、薫る りん 再婚の見込み
風、薫る 虎太郎 結婚 どうなる 参考文献
なお今回の記事を作成するにあたって、下記の文献を参考にしています。これらのうち「明治のナイチンゲール 大関和物語」はNHKの朝ドラ「風、薫る」の原案となっている本です。
