風、薫る 第14週(66話・67話・68話・69話・70話) あらすじと吹き出し
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風、薫る 第14週 吹き出し
風、薫る 第14週(66話・67話・68話・69話・70話) ネタバレ
大関和さんは看病婦たちの労働条件の改善を目的とした「建議書」を提出
大関和(「風、薫る」の一ノ瀬りんのモデル)さん・鈴木雅(大家直美のモデル)さん・桜川里以(玉田多江のモデル)が、トレインドナースとして着任して以降、帝国大学医科大学第一医院(現在の東京大学医学部附属病院)の看病婦取締(現在の看護師長の職に相当)では、「ある変化」が起き始めました。
それは、従来からいた看病婦(専門教育を受けていない看護婦たちのこと)たちが、大関和さんらに憧れてこぞって看護の専門知識を勉強し始めたことです。
しかし看病婦たちが勉強を始めるといっても、病院内での看護業務を軽減してもらえたわけではありません。
日中に目一杯働いて、夜中に勉強をするというサイクルだったので、看病婦たちはかえって疲れ果てやる気を失ってしまうという状況が生まれてしまったのです。
そこで物事を純粋に考える傾向があった大関和さんは、周囲の医師たちに全く相談することなく、いきなり外科医局の責任者である佐藤三吉(今井益男のモデル)に対して、看病婦たちの労働条件を改善することを目的とした建議書を1890(明治23)年9月に提出。
「建議書」のために帝大医院をクビにされた大関和
大関和さんが書いた漢文調の文章は見事なものでしたが、病院当局は根回しなしで提出された建議書に困惑。
当時、大関和さんの上司であった佐藤三吉は、大関和さんの看護に対する仕事ぶりを評価していたため、処置に迷ったようですが、最終的には大関和さんを看病婦取締の役職から解任。
つまり大関和さんは建議書を提出したことが原因で、帝大医院を「クビ」にされたわけです。
しかし、佐藤三吉は大関和さんをただ「クビ」にして大学病院の外に放り出したわけではありません。かつて外科で助手を務めていた瀬尾原始(黒川勝治のモデル)が院長をしている、新潟県高田(現在の新潟県上越市)にある知命堂病院へ行ってみないかという打診もしています。
いずれにせよ、正義感の強い和にしてみれば、自分が女性であることなどは度外視して建議書提出の行動に出たのだった。佐藤は考えた末、和に越後高田の知命堂病院に行ってみないか、と話を切り出したのだった(『穂高高原』二六七頁)。
風、薫る 全話あらすじと最終回までのネタバレ
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風、薫る 第14週(66話・67話・68話・69話・70話) キャスト 相関図
風、薫る 第14週 キャスト 相関図
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風、薫る 全体のキャスト 相関図
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1888(明治21)年に帝国大学医科大学第一医院でトレインドナースとしてデビューしたはずの大関和さんが、看病婦の労働待遇の改善を求めた建議書を提出して「クビ」になった経緯や、その後の動向などは「風、薫る」の今井益男や黒川勝治のモデルについた述べた記事で詳しく紹介しています。
風、薫る 第14週 参考文献
今回の記事は以下の書籍を参考文献としています。なお「明治のナイチンゲール 大関和物語」は朝ドラ「風、薫る」の原案となっています。
- 吉瀬智子 連続テレビ小説 風、薫る Part1 NHKドラマ・ガイド NHK出版
- 亀山美知子 大風のように生きて: 日本最初の看護婦大関和物語 ドメス出版
- 田中ひかる 明治のナイチンゲール 大関和物語 (中公文庫)
- 宮田茂子 《新装版》「大関和」を通して見た日本の近代看護【真説】国家的セクハラを受けた職業集団 星湖舎
