朝ドラ「ブラッサム」の1週・2週・3週に登場する山口第二高等女学校は、主人公・葉野珠(石橋静河)が通う女学校です。
「良妻賢母」の育成を目的とする学校で、珠は角田忍(木竜麻生)、森岡稲子(華優希)、橋本タエ(中井千聖)ら同級生とともに学校生活を送ります。
4人は『青鞜』に刺激を受けて同人誌『黎明』を作りますが、その内容が学校の教育方針から外れていると判断され、続刊を禁じられることに。
なお朝ドラ「ブラッサム」の山口第二高等女学校は、珠のモデルである小説家・宇野千代(1897~1996年)が通った玖珂郡立岩国高等女学校(現在の山口県立岩国高等学校)をモチーフにしていると考えられます。
▼要点まとめ
・ブラッサムの女学校は山口第二高等女学校
・4年生となった珠(石橋静河)の同級生は忍(木竜麻生)・稲子(華優希)・タエ(中井千聖)
・4人の同級生たちが同人誌『黎明』を発行
→ 青年期の葉野珠(石橋静河)とは?
→ ブラッサム 角田忍(木竜麻生)とは?
→ ブラッサム 森岡稲子(華優希)とは?
→ ブラッサム 橋本タエ(中井千聖)とは?
→ 葉野珠の年齢と作品
→ 宇野千代の女学校はどこ?岩国高等女学校での学生時代を解説
結論: 山口第二高等女学校と珠の女学生時代
朝ドラ「ブラッサム」の1週から登場する山口第二高等女学校は、主人公・葉野珠が通う女学校です。
続く2週において珠は4年生として、角田忍、森岡稲子、橋本タエら同級生と学校生活を送ることになります。
4人は『青鞜』に刺激を受け、校内で同人誌『黎明』を発行することになります。
→ ブラッサム 1週 あらすじ
→ ブラッサム 2週 あらすじ
→ 青年期の葉野珠(石橋静河)とは?
→ ブラッサム 角田忍(木竜麻生)とは?
→ ブラッサム 森岡稲子(華優希)とは?
→ ブラッサム 橋本タエ(中井千聖)とは?
→ 葉野珠の年齢と作品
山口第二高等女学校とは?
葉野珠は16歳の4年生
1913(大正2)年春、葉野珠は16歳になり、山口第二高等女学校の4年生となりました。
珠は本を読むことが好きで、学校でも図書室を利用していました。
ある日、珠が図書室から借りた小説『イワンの馬鹿』を読んでいると、同級生の角田忍、森岡稲子、橋本タエが集まってきます。
珠たち4人は女学校で一緒に過ごす仲の良い同級生で、文学への関心をきっかけに同人誌『黎明』を作ることになります。
山口第二高等女学校が掲げる「良妻賢母」とは?
山口第二高等女学校では、「良妻賢母」の育成を目的とした教育が行われています。
良妻賢母とは、文字どおり「良い妻、賢い母」を意味する言葉で、明治から大正期の女子教育にも大きな影響を与えた考え方です。
山口第二高等女学校で珠たちは同人誌『黎明』を作る
『青鞜』の影響を受けた4人は同人誌『黎明』を発行
山口第二高等女学校で過ごす珠たちは、4人で同人誌『黎明』を作ります。
きっかけとなったのは、角田忍が学校へ持ってきた女性向け文芸誌『青鞜』。
『青鞜』に刺激を受けた忍は、自分たちが作品を持ち寄って同人誌『黎明』を作ろうと珠たちに提案します。
『黎明』の構成は以下のとおりです。
| 作者 | 『黎明』に掲載した作品 |
|---|---|
| 葉野珠 | 『やさしいアンナ』 |
| 角田忍 | 『女性の地位向上を阻む十三の壁』 |
| 森岡稲子 | 自作の短歌 |
『黎明』は学校から続刊を禁じられる
しかし『黎明』の内容は、山口第二高等女学校が掲げる「良妻賢母」の教育から外れたものと判断されます。
そのため珠たちは教頭から注意を受け、『黎明』の発刊禁止に追い込まれることに。
女学校での『黎明』作りは、後に小説家への道を歩んでいく珠にとって、文章を書いて自分の考えを表現する最初の経験の一つとなりました。
葉野珠と山口第二高等女学校の同級生たち
3週で描かれる1914(大正3)年春、珠・忍・稲子・タエは山口第二高等女学校を卒業することに。
女学校を卒業した4人は、それぞれ異なる道へ進むことになります。
葉野珠|卒業後は代用教員に
葉野珠は地元・岩国の岩国第三尋常小学校に代用教員として勤務することに。
岩国第三尋常小学校では2年2組の学級担任を任され、クラスの子供たちは「はのたま先生(はのたませんせい)」と呼ばれて慕われます。
角田忍|縁談を拒否して上京し新聞記者に
角田忍は、珠の女学校時代の同級生です。
女学校卒業後、忍には親が勧める縁談が持ち上がりますが、忍は結婚することを拒否。
故郷を離れて東京へ向かい、後に婦人記者(女性の新聞記者のこと)として働くようになります。
→ ブラッサム 忍 結婚相手とは?(準備中)
→ ブラッサム 結婚 珠・俊子・梅たちの結婚
森岡稲子|女学校卒業後に結婚
山口第二高等女学校を卒業した森岡稲子は結婚する道を選びます。
橋本タエ|女学校卒業後に結婚
女学校を卒業した後は、橋本タエも稲子と同じく結婚する道を選びます。
山口第二高等女学校のモデルは岩国高等女学校
宇野千代が卒業した女学校は玖珂郡立岩国高等女学校
「ブラッサム」の山口第二高等女学校は、主人公・葉野珠のモデルとなった宇野千代が実際に通った玖珂郡立岩国高等女学校をモチーフにした学校と考えられます。
宇野千代は1910(明治43)年4月に玖珂郡立岩国高等女学校へ入学し、1914(大正3)年3月に卒業しました。
岩国高等女学校は、現在の山口県立岩国高等学校の前身となった学校の1つです。
岩国高等女学校時代の宇野千代
宇野千代も女学校時代から文学に関心を持ち、『青鞜』などを読む一方、文学仲間を作って『女子文壇』へ作品を投稿していました。
こうした史実は、「ブラッサム」で珠たちが『青鞜』に刺激を受け、同人誌『黎明』を作る物語とも重なります。
→ 宇野千代の女学校はどこ?岩国高等女学校(現在の山口県立岩国高等学校)での学生時代を解説
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ブラッサム 架空の団体・組織の一覧
朝ドラ「ブラッサム」には山口第二高等女学校のほか、葉野酒造や首都公論など、ドラマの世界に登場する架空の団体や組織があります。
ドラマに登場する主な団体・組織についてまとめて紹介します。
葉野珠
葉野珠は「ブラッサム」の主人公で、16歳のときに山口第二高等女学校の4年生として登場します。
女学校では忍・稲子・タエと同人誌『黎明』を作り、卒業後は岩国第三尋常小学校の代用教員として働き始めます。
→ ブラッサム 青年期の葉野珠(石橋静河)とは?
→ 葉野珠の年齢と作品
角田忍
角田忍は、山口第二高等女学校で珠とともに『黎明』を作る同級生です。
卒業後は親が勧める縁談を拒否して東京へ向かい、後に新聞記者として働くようになります。
森岡稲子
森岡稲子は、珠・忍・タエとともに山口第二高等女学校へ通う同級生です。
『黎明』では自作の短歌を発表し、女学校を卒業した後は結婚する道を選びます。
橋本タエ
橋本タエは、珠・忍・稲子とともに山口第二高等女学校で学校生活を送る同級生です。
明るく社交的な性格で『黎明』作りにも参加し、女学校卒業後は結婚する道を選びます。
ブラッサム 作品紹介
朝ドラ「ブラッサム」とは?
作品概要やキャスト、主人公・葉野珠のモデルとなった宇野千代について紹介します。
山口第二高等女学校が登場する週
「ブラッサム」の女学校である山口第二高等女学校は、1週から3週にかけて登場します。
→ ブラッサム 1週 あらすじ
→ ブラッサム 2週 あらすじ
→ ブラッサム 3週 あらすじ
ブラッサム あらすじ
朝ドラ「ブラッサム」の最新週から1週までのあらすじを随時更新します。
ブラッサム ネタバレ最終回まで
朝ドラ「ブラッサム」の最終回までのネタバレや結末予想を紹介します。
ブラッサム モデル 宇野千代 関連記事
宇野千代とは
朝ドラ「ブラッサム」の主人公・葉野珠のモデルとなった宇野千代を紹介します。
→ 宇野千代とは誰?
宇野千代 女学校
宇野千代は1910(明治43)年4月から1914(大正3)年3月にかけて、玖珂郡立岩国高等女学校に通っていました。
宇野千代の女学生時代について解説します。
→ 宇野千代の女学校はどこ?岩国高等女学校(現在の山口県立岩国高等学校)での学生時代を解説
参考文献
今回の記事は以下の書籍を参考としています。
